「今日」を無数に積み重ねたものが将来を作る
子供時代の遊び方に将来へのカギが!
それでは、今日のことがどのように積み上げられていくのでしょうか? そして、将来にどのように反映していくのでしょうか?
ドイツの研究で分かったこと
「人生は1日1日の積み重ね」と言ってしまえば当たり前、でも意外と見過ごされがちなところにドイツの大学が着目し、あるリサーチを行いました。そのリサーチは、135名の大人(男性41名、女性94名、年齢層20~66歳)を対象に実施。次の点についてのデータを収集しました。
- 子ども時代の遊び方(どんな風に遊んでいたかを具体的に)
- 現在の社会的なステイタスについて(社会での役割、仕事の満足度、交友関係の豊かさなど)
- 自己評価(臨機応変さ、自尊心の高さなど)
子供時代、「決められたスケジュールの中で遊んでいた」と答えた人たちよりも、「自由に遊んでいた」「自分の好きなことをして過ごした」と答えた人たちの方が、大人になって社会的に大きく成功している傾向が高い
ということでした。
>> 次ページでこの関係をつなげるファクターについてお伝えします。
*出典:Evolutionary Psychology (2014) 「Does playing pay? The fitness-effect of free play during childhood」より