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2014年夏ボーナス平均支給額ランキング(2ページ目)

2014年夏ボーナスの調査結果が日本経済新聞社より発表されました。この夏のボーナス事情はかなり良い結果となっています。業種や会社別にボーナスランキングを発表します。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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会社別:トヨタが断トツ。平均支給額137万円

■2014年夏のボーナス平均額ランキング(会社別)
会社別ではホンダがボーナス支給額トップ、2位にトヨタ自動車がランクイン(出典:日本経済新聞社ボーナス調査、2014年5月12日現在)undefined※クリックで拡大します※

会社別ではホンダがボーナス支給額トップ、2位にトヨタ自動車がランクイン(出典:日本経済新聞社ボーナス調査、2014年5月12日現在) ※クリックで拡大します※

2014年夏ボーナス、次は会社別の支給額をみてみましょう。トップはトヨタ自動車で、2013年夏に比べて30.47%アップの137万円でした。全体の平均が81万円でしたから、全体よりも56万円も高くなっています。

2位はデンソーで110万円。自動車部品メーカーのデンソーも好調です。3位も自動車でホンダの107万8000円。自動車関連でトップ3を占めています。また、日産自動車も6位で105万1050円。自動車関連はどこも好調のようです。

4位以下は機械や電機が続いています。4位クボタ106万円、5位スター精密105万7237円など。いずれも昨年夏から15%以上の伸びで好調です。 

キリンビールは過去5年間トップ10入り

過去5年間の夏ボーナスを振り返ってみましょう。2010年の1位は任天堂の168万円。任天堂の最盛期で、ボーナス支給額はいつも飛びぬけて高額でした。2011年も任天堂がトップで、支給額は161万円です。

2012年になると任天堂の支給額は減り、トップ10から名前がなくなりました。2012夏のトップは資生堂の98万円。2013年のトップはホンダの106万円。この5年を見ただけでも、夏ボーナスのランキングが激変しているのがわかりますね。

実は、この中で5年間ずっと、トップ10入りしている会社があります。それは、キリンビール。2010年夏は9位で102万円の支給でした。その後、8位、2位、9位、7位とずっとベスト10をキープしています。どのような社会情勢でもしっかりとボーナスを支給できているのは素晴らしいですね。

以上のように、2014年夏のボーナスは好結果となりました。これをきっかけに個人消費が伸びれば、さらに多くの業種で業績が好転するのではないでしょうか。このペースを崩さずに、次のボーナスでさらに上向きになって欲しいものです。

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