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英語語学留学までの流れ

英語を学びに語学留学をする際の手続きの流れです。国の選択、学校の選択、出願の手続きなど、順を追って説明します。

豊田 圭一

執筆者:豊田 圭一

留学ガイド

人気のある留学先のひとつがアメリカのロサンゼルス

人気のある留学先のひとつがアメリカのロサンゼルス

英語語学留学をしたいと思っても、具体的には何から始めたら良いのでしょうか。

留学が初めてという方にとっては分からないことも多いと思いますが、やってみたら決して難しくはありません。

ここでは留学をするまでの流れを簡単に説明したいと思います。

国や都市を選択する

英語を学ぶと言っても、留学先はアメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、マルタ、フィリピン、フィジーなど様々です。

そのため、まずは留学先の国や都市を選択します。最初は自分が持っているイメージでもいいですから、好みの国や地域、都市をピックアップしてみましょう。そして、それぞれの環境(規模、治安、気候、物価など)を調べたり、行ったことのある人に話を聞いて、徐々に絞っていきます。

学校やコースを選択する

語学学校にもいくつか種類があります。1つはいわゆる(街の)語学学校で、都市部のビルに入っていたり、ビル一棟ということが多いです。もう1つは大学や専門学校の中に入っている語学学校(語学コース)です。

また、語学学校が提供しているコースも様々です。「読む・聞く・書く・話す」という4要素を総合的に学ぶ一般英語コース以外に、ビジネスに特化したビジネス英語コース、大学などに進学することを目的としたアカデミックコース、グループで学ぶのではなく個人レッスンを受けることができるOne to oneコース、TOEFLやIELTS、ケンブリッジ英検などのテスト対策コースなど、個々人の目的に応じたコースを選ぶことができます。それぞれのコースごとに内容や開始時期が異なりますので、選択する際は詳細をチェックしてください。

出願から受け入れまで

学校やコースが決まりましたら出願手続きをします。出願方法は願書に必要事項を記入して郵便またはFAXで送る方法と語学学校のウェブサイトからオンラインで出願する方法があります。

また、願書以外に出願料や残高証明書、パスポートのコピー、語学力を証明する書類、滞在先の申込書などが必要な場合もありますので、必要な書類をすべて用意します。

渡航までの手続き

出願した後、語学学校から受け入れの手紙とその後必要な手続きの詳細が送られてきますので、それらを見ながら手続きを進めればよいですが、多くのケースでは次に授業料を支払い、その後入学許可証が送られてきましたら、学生ビザの申請をするという流れになります。(留学先の国や留学期間によっては学生ビザが不要な場合もあります。)

あとは、渡航日に合わせて航空券の予約し、海外留学生保険の加入手続きや国際学生証の申し込み、外貨の準備などをします。そして、あとは荷物をまとめて出発です!

留学手続きにかかる時間

「いつ頃から留学手続きをしたらいいんですか?」という質問を受けることがありますが、一般的には、渡航を希望している時期の数ヶ月から半年程度前から始めれば十分です。

短期間の語学留学では学生ビザが不要なケースもありますが、学生ビザを取得する必要がある場合は、ビザ申請の手続きに数週間から1ヶ月程度の期間がかかりますので、「急に留学を思いついて、来月から留学したいです!」と言っても留学できません。ある程度余裕を持って手続きを始めましょう。
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