子どもは大人ほど自制心が育っていません。そこで勉強のやる気を妨げる3つのものを片付けることから成績を上げる環境づくりを始めてみてください。
 

1.LINEとモバイルゲームのアプリは削除しよう

子どもの成績を本当に上げようと思うならLINEアプリを削除して、スマホや携帯電話は通話のみの限定モードにするべき。

子どもの成績を本当に上げようと思うならLINEアプリを削除して、スマホや携帯電話は通話のみの限定モードにするべき。

今春、愛知県刈谷市の小中学校が「夜9時以降の携帯、スマホ禁止」を各家庭に求めて話題になりました。これはスマホのアプリであるLINEを使った多くのいじめが表面化したのが背景となっています。

しかし、LINEはいじめを助長するツールになるだけではありません。LINEはチャットのようにメッセージのやりとりが続くので、届いたメッセージにレス(返信)を送っていると、勉強しようと思っても集中の妨げになってしまいます。

LINEと合わせて勉強の妨げになるものがあります。それはスマホや携帯を使ってできる無料のモバイルゲーム。モバイルゲームとテレビゲームの違いは、その手軽さと依存性にあります。モバイルゲームの多くは、無料でできる一方、ゲームを少し進めてはまた数十分待つ必要があります。そのため頻繁にモバイル端末を確認することになり、勉強の集中の妨げになるのです。

また仮想のゲーム世界でありながらリアルな人間との交流できるSNS(ソーシャルネットワーク)を組み込んだものも多く、ゲームへの依存性が高くなりがちという特徴があります。したがって、「1時間ゲームしたら勉強の時間」といように区切りをつけるのが難しいのです。

本気で成績を上げようと思うならLINEアプリを削除して、スマホや携帯電話は通話のみの限定モードにするべきです。それがなかなか難しいようであれば、夜11時以降はスマホ、携帯はリビングに置いていじらないなど、子どもと相談しながら家庭ルールを作るのことをおすすめします。
 

2.不要なプリント類やドリル、参考書は捨て整理整頓を

成績がいい子どもは、勉強に取り組み始めるまでの時間が短いという共通点があります。これはすぐに勉強に取りかかれるように机周りが整理されているのです。

一方、勉強ができない子どもは、いざ勉強し始めようと思ってもプリントや参考書が散在していて、ものを探すところから始めるので余計な時間がかかります。必要がなさそうなプリントやドリル、参考書の類は思い切って捨ててしまいましょう。

たとえばお金が貯まる人かなかなか貯まらない人かどうかは、その人の財布の中身を見ればすぐに分かるそうです。お金が貯まらない人の財布には使わないクレジットカードやポイントカード、レシートなどがぎっしり入っていて、お金が貯まる人の財布は必要最低限のものしか入っておらずすっきりしていることが多いそうです。財布の中身の管理はお金の管理というわけですね。

子どもの勉強も同じです。机周りが整理されているということは、自己管理ができているというわけです。自己管理ができている子どもは、いつ何をどれくらい勉強すればいいのかを自覚しているので成績がよいわけです。部屋にあるプリントやドリルのほとんどは不要なはずです。必要なプリントは科目別、内容別に分け、クリアファイルに入れましょう。お子さんが小学生であればこの作業は親が手伝ってあげてもいいでしょう。
 

3.ペンケースの中の文房具も整理しよう

机周りの整理が済んだら、ペンケースとペン立ての中身も整理しましょう。かすれた字しか書けないサインペン、壊れたシャーペン、何かの景品や、無料でもらったけれど使うことのないペン、小さくなりすぎた消しゴムなどがあるはずです。

それらはすべて捨てましょう。勉強するときに必要な文具だけがすぐに取り出せる状態にするのです。不要な文具がたくさん入っているペンケースは前述のお金がたまらない人の財布と同じです。成績が上がるペンケースにしましょう。

また、ふだん使う文具はできるだけシンプルなものをおすすめします。よくマスコットキャラクター付きのシャーペンを使って、ノートをとったりテストを受けたりしている子どもを見かけますが、成績がいいことはほとんどありません。成績アップをいちばんに考えるのなら、文具は勉強に集中するためのものだけにするといいでしょう。


さて、いかがでしたでしょうか。子どもの成績を上げようと思ったら、まずは勉強のやる気を妨げる3つのものを片付けることから始めてみてはいかがでしょうか。

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