家事/家事の効率化

殿堂入り収納グッズの共通点とおすすめ3選

変化し続けることを見越してのアイテム選びは収納上手への第1歩かもしれません。全く同じものではなくても、今回ご紹介するポイントがわかれば別のアイテムを選ぶ時の参考にもなると思います。

江口 恵子

執筆者:江口 恵子

家事ガイド

殿堂入りの収納グッズ

次から次へと出てくる新商品。仕事柄、気になるものをお試し的に使ってみたり、気に入ってそのまま使い続けることも。ショップやメーカーさんからの情報も沢山きますが、10年以上ずっと、使いやすくて自分が使い続けるのはもちろん、色々な仕事でもご紹介し続けているアイテムがありますのでご紹介しますね。


収納するためのバスケットは100円ショップで

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浅いものと深いも、両方あると便利

これは、仕切り板が取り外し可能なところ、スタッキングできるところ、縦・横・高さのサイズが、家の中の色んな場所で使いやすいサイズで、ありそうでなかなかこのバスケット以外ではみつからないのです。

冷蔵庫の中では様々な食品類を。クローゼットの中では、靴下・下着・ハンカチなど小さなものを。子供用のチェストの中では、靴下・下着はもちろん、ベビーちゃん、未就学児がいるお家だと、Tシャツを3つ折り、4つ折りにしてこのバスケットに入れると驚くほどの収納量です。キッチンの引き出しでは、細々したお弁当グッズ、お菓子の型、小分け用の袋などを。文豪具などを入れる引き出しでは、はさみ、のり、ホッチキスなど形がバラバラのアイテムを(鉛筆やペンなどは別にします)と家中でこのバスケットが大活躍です。

 

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収納には直方体のバスケットを選びましょう

深い引き出しには、深さを利用してスタッキングして収納できるので、引き出しの中のスペースを無駄にしないのも嬉しいですよ。

このバスケットに限らずですが、下に向かって狭まっている台形型ではなく、まっすぐな直方体の方が、引き出しの中や棚の中での収まりが良く、スペースを無駄にしません。直方体同士のバスケットなら他のものでも組み合わせやすいです。


ブックエンドは小さなサイズを

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幅10センチ弱の小さなブックエンド

大きなサイズだと使う場所を選ぶのですが、この小さなサイズだと邪魔にならないのでやっぱり色々な場所とアイテムに使えます。

冷凍庫の中では、フリーザーバッグに入れた食品を立てて収納、Tシャツを重ねて収納する時には前後に2つ置いて壁にします。下の2~3枚をガードするだけで、上の雪崩もある程度防止できるのでこのサイズでOKです。すごく高く、深く積みたい場合は、もう少し大きなサイズをご用意下さいね。

このブックエンドは少し多めに準備しておきます。収納するアイテムはその時々によって、量も種類も変化します。食品なんかはその時のストック状況にもよりますし、衣類は季節によって物も量も変わります。お子さんの居るお家では、成長に合わせてどんどん持ち物の種類もサイズも変わっていくので、その時々で必要な場所にこのブックエンドを使います。そして、使わないものは2~3枚重ねて使うと、少し重みも出て安定し、場所も取らないのでストックしていても邪魔にならないのです。同じものだと、重ねてもすっきり見えるので、買い足すよりも最初にある程度持っておくのが良いと思います。

似たようなものが100円ショックでも見つかりますが、写真の物はコチラです。
無印良品のブックエンド


見せる収納にも使えるIKEAのボックス

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IKEAのバスケットはサイズが幾つかあります

基本的は100円ショップのバスケットのように直方体のものしか使わないのですが、唯一、これだけは、この台形形でも使いたくなるデザインの良さと使いやすさです。洗面所などの水回りの場所では、スチールラックと組み合わせて使うと、見た目も清潔感があって素敵ですし、寝室やウォーキングクローゼットではオープン棚に並べて使うと出し入れしやすくて、見た目もすっきりします。キッチンでは、食品も道具類を入れておけますよ。樹脂製で軽くて洗えるのでいつでも清潔に使えますよね。

このボックスは別売りの蓋があるので、棚や引き出しの中以外でも、蓋を挟んでのスタッキングが可能です。なので、平置き以外にある程度重ねられるのも色々な場所で使えるポイントになります。

上の2つに関しては、どちらかというと、扉や引き出しの中で使いたい物なのですが、このボックスに関しては見せる収納もOKです。


殿堂入りする共通のキーワード

さて、この3つのアイテム、共通のキーワードがあるのですが、わかりますか?

「どこでも使える」「スタッキング」「すっきり見えるデザイン」です。

インテリアも収納も、頭で考えてイメージして、実際に作ってみて使ってみて多少の誤差がある。でその誤差を埋めるよう微調整しながら自分なりの使いやすい形へと作っていく。この微調整が実はとても大切で楽しい作業なのですが、ご紹介した3つのアイテムだと、微調整がしやすいのです。ココであそこで、と使えるので、こっちで使わなくなったから、あっちで使おうとか今はここに使っておいて……と長い間家中の色んな場所で活躍するのです。

1週間、1年と短いスパンでも、そして、もっと長いスパンでも、必ず暮らし方は
変化していくので、その都度新しい物をそろえるのは大変です。だから、ある程度長く使える、シンプルでフレキシブルに使えるこんな名脇役たちをベースに揃えておき、その時々でトッピング的にお楽しみアイテムや流行りのもの、期間限定必要アイテムなどを組み合わせてみてはいかがでしょうか。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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