カーブフローリングをリフォームで使う時の注意点
カーブフローリングは、床の高さが12mmほど上がることに注意をすれば、基本的に今あるフローリングの上に重ね張りリフォームが可能です。施工方法は、他のフローリングとほとんど変わりませんが、注意点がいくつかあります。- 無塗装なので必ず塗装をする
- 事前に仮並べを行う
- 張り始めに直角を正しく出して直線カットを行う
単板張りのフローリング材は、必ず塗装して使用することが大切です。無塗装のまま使用すると、水分の浸透で剥離を起こす可能性があります。また8枚1組のリピートを正しく並べる必要がありますので、事前に仮並べを行うことも忘れずに。
またカーブフローリング材は、長辺方向が全てカーブしていますので、張り始めに直線カットを行って壁の辺に合わせる必要があります。そう聞くと大変そうに感じますが、普通のフローリング材を張る時でも、張り終わりにはカットを行うことが多いので、それを張り始めにも必ず行うというのが、カーブフローリングの施工の特徴になります。
カーブエイトは販売価格15,000円/平方メートル、販売単位は¥42,000円/ケース、消費税、施工費、運賃は別途。
いかがでしたか?話題のカーブフローリングはリフォームでも十分に楽しめる床材です。フローリングはまっすぐなのが当たり前!という既成概念を打ち破ったカーブフローリングは、見た目や風合いだけでなく、エコなのも魅力。これからの床材のあり方を考えさせられる製品です。
またカーブフローリングは、どんな色にも塗装できるのも魅力です。リフォームだからこその選び方、合わせやすいドアの色、作りやすいインテリアスタイル、傷が目立たない色は?など、リフォームならではの床フローリングのカラーコーディネート術は下記でご紹介しています。
■床リフォームで失敗しない!フローリングの色選び
取材協力:ADVAN
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