豪華なインテリアの代名詞と言えば大理石張りの床。リォーム用の石材を使って重ね張りをすれば、工事はとても簡単、今あるフローリングの上から張ることも可能です。玄関やリビングダイニングに大理石を張った実例と費用の目安をご紹介します。

大変だった大理石の床リフォーム、重ね張りなら手ごろな費用で簡単工事

憧れの大理石の床、モダンでもクラシックでもインテリアの格上げをするのにぴったりの床材です。しかし以前はリフォームで張ろうとすると、割れないように頑強な下地づくりから始める必要があり、また厚みがあって重いので、かなりの手間と費用が掛かっていました。

大理石の床

高級感あふれる大理石の床。天然石なので同じ模様は1枚として存在しない。


しかしイマドキは、リフォームに便利に使える専用石材が登場し、工事がとても簡単に、費用も安くできるようになっています。この石材は「大理石複合パネル」と呼ばれる、本物の大理石を薄切りにしてハニカム材を裏打ちした軽くて衝撃に強い建材で、床はもちろん壁や家具にも使えます。

厚みは4mm程度からあり、とにかく薄くて丈夫なので、壁に張ったり照明器具のセードに使ったりなど応用範囲が広く、また取り扱いがラクなので、床なら今あるフローリングの上から重ね張りするだけでOK。手軽に大理石の床にリフォームできます。

薄いけど強い大理石

ハニカム材を裏打ちした大理石複合パネル。軽々と持ち上がり、大判での製作も可能(Eストーン/イースト)


弾力性がある大理石

ハニカムパネルと複合することで、大理石の表面材を持ちながら、これだけたわんでも割れない。


床フローリングの上から大理石を重ね張りリフォーム、玄関の事例

それでは床に大理石を張るリフォーム、まずは玄関での事例をご紹介します。玄関は家の顔ですから、玄関を豪華に設えると、それだけで家全体が豪華な印象になります。高級マンションの玄関に大理石張りの床が多いのも、グレード感を高めるため。また艶やかな輝きと映り込みによって、狭く暗くなりがちな玄関を広く明るく見せてくれる効果もあります。

下はリフォーム前の玄関の様子です。床はフローリング張りで、その上に大理石複合パネルを張っていきます。工事は今あるフローリングの上から、接着剤で張る乾式工法です。

ビフォアー玄関

リフォーム前の玄関の様子。床はフローリング張り。


重ね貼り工法

今あるフローリングの上から張っていくだけの簡単なリフォーム。


アフター玄関

リフォーム後の玄関の様子。玄関框やニッチカウンターにも上から大理石を張っている。


リフォームの技術は大幅に進化し、今やフローリングの張り替えも重ね張りが主流になっています。同様に大理石の床にする時も、このような大理石複合パネルを使えば簡単にできるようになりました。

重ね張りのメリットは、今あるフローリングをはがす必要が無いので、工事の騒音が出ないで済むこと、廃材が出ないのでエコなこと、工事期間が短くて済むので負担が少ないこと、そして何と言っても費用が安く済むところにあります。

大理石玄関実例

美しい大理石張りの玄関例。つややかな輝きが玄関を広く明るく見せる効果もある。


床はインテリアの要です。床が豪華だと空間全体のグレードが上がります。これだけ工事が簡単なら、リフォームの際の選択肢のひとつとして十分に検討の余地がありそうです。

天然の大理石はひとつとして同じ模様は無い、リビングダイニングの事例

次に、リビングダイニングの床に大理石を張った事例をご紹介します。本物の大理石の魅力は何といってもその高級感と存在感にあります。また天然石なので同じ模様は1枚として存在せず、見る角度や光の当たり方でも様々な表情を見せてくれます。

大理石床実例ダイニング

ダイニングの床に大理石を張った事例。天然石ならではの高級感がある。


大理石床実例リビング

リビングはカーペット敷き、ダイニングは大理石張り。段差なく床の仕上げを切り替えている。


高品質な床によって部屋全体のグレード感がぐんと引き上げられ、つや感が部屋を広く、明るく見せているのがわかります。床のリフォームというとフローリング一辺倒のケースも多いのですが、アクセントに大理石を使うだけでも部屋に表情が生まれます。バリエーション豊かに床リフォームを楽しんで頂ければと思います。

床に大理石を張るリフォーム費用の目安は6畳で30万円~

床に大理石を張るリフォーム費用の目安は、6畳当たり約30万円~です。石材の種類や現場の形状によって費用は異なります。工事の手順は事前に採寸を行い、工場で加工された石材をフローリングの上から重ね張りするだけ。あっという間に工事が完了します。

玄関飾りも大理石

ニッチを作り中に照明器具を取り付け、大理石複合パネルで覆った間接照明(事例写真はすべてEストーン/イースト)


さてこの大理石複合パネルは、光を通すので照明器具のセードをはじめとして、家具の材料など様々なインテリアの素材としても使えます。上の写真は、壁面に埋め込まれた間接照明のカバーに使っている様子です。美しい大理石の模様が光の中に浮かび上がっています。

技術の進化によって憧れの大理石のインテリアが手軽に楽しめる時代になりました。皆さんもぜひ手軽なリフォームで大理石のある暮らしを楽しんでみて下さい。

この大理石複合パネルは壁にも使うことができ、今ある壁紙の上から重ね張りすることもできます。下記にマンションの玄関の壁に大理石を張ったリフォームの様子と費用についてご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
下記に壁紙の上から簡単にできて、あっという間に部屋が大変身するリフォーム7選をまとめました。壁紙は剥がさないでOK、上から貼ったり塗ったり組み立てたりするアイデアです。
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