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時代と共に進化した新しいCBR250R(2ページ目)

時代のニーズと共に大きくその姿を変えたホンダCBR250R今年マイナーチェンジし、よりレーシーなデザインになったCBR250R MC41を一週間通勤で使用してレポートをお届けします。

相京 雅行

執筆者:相京 雅行

バイクガイド

スポーツバイク入門編にはピッタリの1台

CBR250Rundefinedサイドビュー

CBR250R サイドビュー

単気筒バイクのほとんどは、高回転まで回して走るのではなく、トルクが豊かな低回転をうまく使い走るという感覚でした。しかし、MC41のエンジンはまぎれもなく高回転型エンジンです。7000回転前後からレブリミットが効く1万1000回転前後までスムーズに加速します。

公道で走る際に排気量が400ccオーバーの車両の場合、常に高回転を維持しながら走るのは難しいのですが、排気量が250ccのMC41の場合、積極的に7000回転前後のパワーハンドを使いながら走ることが可能です。特にワインディングなどでは、車重も軽いため、気持ちよく走行することが可能です。車体が軽いメリットはコーナリング時などだけではなく、もちろんブレーキング時や加速時にも大きな影響を与えています。

また、兄貴分のCBR600RRやCBR1000RR、MC17と比べても、ポジションはとても楽です。上記のようなスーパースポーツバイクに乗っていると、乗りなれないうちはポジションの窮屈さから背中や腰、腕が痛くなります。しかし、MC41はネイキッドバイクとスーパースポーツバイクの中間ぐらいのポジションです。

ポジションが楽で公道で使い切ることが出来るパワーはスポーツバイク入門編としてはピタリです。またサーキットの入門編にもピッタリで、日本各地でCBR250Rカップが行われています。

改造のレギュレーションが厳しく、改造範囲が制限されている為、マシンの性能の差がほとんどなく、お金をかけなくても腕があれば勝てるレースです。最近は初心者向けのビギナークラスが設定され、よりサーキットデビューの敷居が下がりました。なお、このCBR250Rカップはお笑い芸人のチュートリアル福田さんが参加していることでも有名です。

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