秘湯の露天風呂 養老牛温泉・湯宿だいいち

森に囲まれた山の中。さらさらと渓流が流れる脇の露天風呂で、目にもまぶしい新緑を愛で、山鳥の声を聞きながらいつまでもお湯に浸かっている……。

こんな「温泉マニアの夢」とも言える秘湯が、道東は中標津のはずれにあります。その名は養老牛温泉。今から300年前先住アイヌの人達に発見された温泉で「山峡の秘湯」というイメージそのままです。

札幌から道東自動車道と阿寒湖横断道路を乗り継いで、延々380km。宿に着くなり、ご主人とのお話もそこそこで、当宿の名物、渓流の露天風呂に直行です。脱衣籠に脱ぎ捨てた服を放り込み、内湯を通過してまずは第1のお湯、「露天岩風呂」へ。まだ入浴には早い時間のこと、誰も入っていない湯船に飛沫を上げて飛び込みました。
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まずは露天岩風呂から

う~ん、最高。お湯はもちろん内湯、露天ともに源泉掛け流し。くせのない柔らかい泉質です。長距離のドライブでこわばった肩や腰の筋肉が、少し熱めの温泉からジンジン浸透してくるエネルギーでほぐされていきました。体が楽になったら、次はこの岩風呂の下、渓流沿いの「混浴岩風呂」です。
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渓流沿いの混浴岩風呂

混浴とは言っても、こちらも貸切状態。少しぬるめのお湯に身を沈め、すぐ横を見れば、そこにはモシリベツ川の渓流が。水の流れに乗って斜里岳から運ばれてきた「気」のエネルギーが、露天風呂周辺に満ちあふれています。

さて、次はおひとり様専用に木をくり抜いて作った「丸太風呂」に入りましょう。
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丸太をくり抜いた「温泉ベッド」

体に合わせて巨木をくり抜いた湯船に身を横たえて入浴する「温泉ベッド」。良い気持ちで寝てしまいそうです。この横、ウッドデッキの下にはもうひとつ、「せせらぎの湯」という温泉が。いやはや、いったいいくつの露天風呂があるのでしょうか!
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渓流沿いの「せせらぎの湯」

こちらもすぐ横に渓流が流れています。木で作られた浅めの寝湯風呂でお湯もぬるめ。いつまでも入っている事ができますが、さすがに少しのぼせ気味になってきました。

あ、いけない。露天風呂「湯巡り」に夢中で、肝心のリニューアルした内湯にはまだ行っていませんでしたね。湯疲れする前に、内湯の大浴場に戻りましょう
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ヒバで仕上げた内湯の大浴場

当宿ご主人の自慢、改装したての内湯は贅沢なヒバ作りで、浴室全体に木の香りが充満しています。露天風呂の森と内湯のヒバ、両方から木のパワーを吸収し、長距離ドライブの疲れがとれた後は、いよいよ夕食タイムです。

渓流で獲れたヤマメや知床の魚介類を中心にした和食会席を堪能したら、もうひとつ、新館1階に新しく作られた宿泊者専用の風呂と露天風呂にも入っておきましょう。

とにかく、あちらこちらにあるたくさんの露天風呂。そして、そのひとつひとつが野趣あふれる作り……。ここで心往くまで露天風呂を味わいつくすには、1泊だけでは時間が足りないかも知れませんね。

泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物硫酸塩泉
住所:標津郡中標津町養老牛518
電話:0153-78-2131
ホームページ:http://www.yoroushi.jp/

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