輸入車/注目の輸入車試乗レポート

フォード・エコスポーツは走りも使い勝手も魅力的(3ページ目)

フォードSUVの末弟であるフォード・エコスポーツが発表され、5月31日から発売される。1.5LのNAエンジンに6速DCTを組み合わせた走りは予想よりも俊足だ。ライバルよりも競争力のある価格設定も見逃せない。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

ライバルより低めの価格設定

フォード・エコスポーツ・ラゲッジ

通常時で333L、リヤシートをダブルフォールディングさせると1238Lという広大な荷室は、開口部もスクエアで大きく、大きな荷物の積載もしやすそう

気になる価格は246万円。ルノー・キャプチャーのゼンよりも10万9000円低く、プジョー2008のシエロよりも7万円低い。とくに、CセグメントのフォーカスがメルセデスのAクラスやボルボV40、VWゴルフよりも高めの価格設定になったこともあっての戦略らしく、後発の強みを活かしている。

先述したフランス勢の2モデルだけでなく、ホンダ・ヴェゼルのハイブリッドなら十分に競える価格だけに、フォード・エスケープからの買い替えはもちろん、フォードSUVのエントリーモデルとしても注目が集まるのは必至だ。

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