公共交通機関での市内アクセス
地下鉄と電車が乗り入れるルス駅
■電車
CPTM(セー・ペー・テー・エミ)と呼ばれる電車は、切符もメトロと共通で、利用自体メトロとそれほど変わりません。ただし、郊外まで伸びていて、治安の悪いエリアも通るので注意が必要です。
■市バス
デザインが刷新された市内のバス停
■タクシー
サンパウロのタクシーは、比較的安全で、ドライバーも道をよく知っているので、旅行者にはお勧めの移動手段です。ただし、渋滞があることは覚悟して。初乗りは、4.5レアル(約200円)。月曜から土曜日の6時から20時は、2.75レアル/km、夜間(20時から午前6時)及び日曜祝日は、3.58レアル/kmでの計算が基本です。
*在サンパウロ日本国総領事館によると、2015年1月6日からサンパウロ市のタクシー料金が以下の通りとなりました。
【一般タクシー及び無線タクシー】
- 初乗り料金:4.50レアル、1キロ毎:2.75レアル、1時間毎:33.00レアル
- 呼び出し料金(除;一般タクシー):4.50レアル
- 時間指定の呼び出し料金(除;一般タクシー):9.00レアル
- トランク使用料:2.75レアル
- 初乗り料金:5.65レアル、1キロ毎:3.45レアル、1時間毎:41.25レアル
- 呼び出し料金:5.65レアル
- 時間指定の呼び出し料金:11.30レアル
- トランク使用料:3.45レアル
- 初乗り料金:6.75レアル、1キロ毎:4.15レアル、1時間毎:49.50レアル
- トランク使用料:4.15レアル
土・日・祝日及び20:00~06:00の利用は3割増し。目的地が市外の場合、通常の合計料金の5割増し。ただし、往復で利用(市外に出てまたそのまま戻ってくる場合等)の場合は不要との由です。なお、新料金に対するメーターの調整が行われていないタクシーは、後部座席左のガラス窓等に新料金の体系表が貼られていますのでご確認ください。
地下鉄&電車マップ(PDF)
「1日に四季がある」不安定な気候
サンパウロの気候は、1年を通して10度から30度の間を上下し、比較的温暖です。ただし、「1日に四季がある」と言われるほど、気温が安定せず、1週間のうちに、夏服と冬服の両方を使うことも珍しくありません。旅行者は、夏(1~3月)ならTシャツに短パン、ワンピースなど、冬(6~8月)ならセーターやジーンズなど暖かめの服を準備することになります。ただし、冬でも夏日があったりしますので、重ね着を基本に準備して下さいね。また、サンパウロはリオなどのビーチタウンに比べるとフォーマルです。ちょっとおしゃれなレストランや劇場などへ行く予定がありましたら、TPOに合わせた服も準備した方が無難です。ハワイアナスなど、ビーチサンダルでの入店は悪目立ちしますよ~。
宿泊エリアの選び方
サンパウロには、超高級デザイナーズホテルから、長期滞在用アパートホテル(フラッチ)、ホステルなど、数多くのホテルがあります。お勧めは、ジャルディン地区、パライゾ地区にある宿。比較的治安が良く、日本人の駐在員も多く暮らしているエリアです。パウリスタ大通りに沿ってメトロが走っているので、アクセスも便利です。
また、リベルダージ地区には、日本語の通じる宿やお店もあります。メトロの駅もあり便利です。ただし、治安はそれほど良くないので、夜間は十分に注意して下さい。セントロ地区は、不慣れな旅行者には、治安的にあまりお勧めしません。
ヴィラ・マダレナ地区、コンソラサン地区は、オルタナティブなエリア。夜遊びなどには便利ですが、十分気をつけて。その他、ブルックリン地区は、エリア内に目的地があれば、悪くありません。中心街に行く際には、交通渋滞を覚悟して。
多種多様な人間が集まる大都会。身の回りに注意して。
サンパウロは、大都会だけあって、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が集まっています。日本の常識が通じないことも、珍しくありません。英語もあまり通じません。特に治安面では注意が必要です。治安に関する注意点は、こちらをご参考下さい>>>ブラジルの治安>>>ブラジルで日本人旅行客が気をつけたいこと