大木隆太郎の恋愛コラム/大木隆太郎の恋愛情報

幸せな結婚には、男女の思考の違いを知ることが必須!

恋愛バブル破綻後もいっしょに過ごせる間柄が、真のパートナーである結婚相手です。しかし、それに気づかず恋愛バブルの延長に結婚を決意してしまうことが離婚率が上昇している理由のひとつだと思います。最近では、日本でも3組に1組は離婚していると言われています。今回は恋活・恋愛と婚活・結婚の違いをふまえ、男女のコミュニケーション方式の違いについてご説明したいと思います。

大木 隆太郎

執筆者:大木 隆太郎

恋愛ガイド

  • Comment Page Icon

「恋活と婚活」「恋愛と結婚」の違い

photo1

恋愛バブル期の状態で結婚してしまった結果が離婚に行き着く

以前恋愛をする前に、まず知っておくべき恋活と婚活の違いでも、お伝えしたことがあるのですが、「恋活と婚活」「恋愛と結婚」は異なります。恋愛とは、ドーパミンが過剰分泌され、脳が「好き」という錯覚を起こして相手を冷静に見極められなくなっている状態です。そんな恋愛でのドキドキを味わうための活動が、「恋活」です。

■参考:幸せな結婚生活を送りたいなら恋愛バブルを乗り越えよ

しかし、そんなフワフワと浮いた夢心地で相手を理想化したまま、内面をよく知りもせず結婚にこぎつけようとすることが、離婚件数が増えている理由のひとつではないでしょうか。

離婚しない結婚相手を選ぶなら、恋活→恋愛を経て、冷静に相手を見極める期間=婚活を過ごしてから結婚することをお勧めします。

日本における主な離婚原因

日本の司法統計によると、離婚の申し立てにおいて、夫からの申し立て理由は下記の順位で挙げられています。

1位:性格の不一致
2位:異性関係
3位:異常性格

一方、妻からの申し立て理由を見ると、

1位:性格の不一致
2位:暴力
3位:異性関係

の順で多いことがわかります。
参考:平成13年度 国民生活白書- 内閣府

お互いのことを本当に理解したうえで結婚していれば、「性格の不一致」、「異常性格」が上位に上がってくることはないはず。つまり、ドーパミンが分泌されていることで、相手を正当化し客観的に評価ができていない恋愛バブル期の状態で結婚してしまった結果が離婚に行き着くとガイドは思っています。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます