大木隆太郎の恋愛コラム/大木隆太郎の恋愛情報

幸せな結婚には、男女の思考の違いを知ることが必須!(2ページ目)

恋愛バブル破綻後もいっしょに過ごせる間柄が、真のパートナーである結婚相手です。しかし、それに気づかず恋愛バブルの延長に結婚を決意してしまうことが離婚率が上昇している理由のひとつだと思います。最近では、日本でも3組に1組は離婚していると言われています。今回は恋活・恋愛と婚活・結婚の違いをふまえ、男女のコミュニケーション方式の違いについてご説明したいと思います。

大木 隆太郎

執筆者:大木 隆太郎

恋愛ガイド

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男女脳の違いを理解することが、離婚を防ぐ!

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幸せな結婚生活を送るには「男女の脳の違い」を理解すること大切

離婚を避けたいなら……というよりは、パートナーとより良い関係を築き、婚活を経て幸せな結婚生活を送りたいのなら、「男女の脳の違い」を理解することが大切になります。中でも、コミュニケーションの方式に違いがあることを理解できれば、だいぶ関係性は変わってくるでしょう。

男性は階級や序列といった、いわゆる縦社会に存在する生き物です。そのため問題解決を目的とした、機能的な情報伝達を上から下に行います。ですから話す内容は直接的で簡潔。感情は抜きに、結論だけを述べるのです。

一方女性は、融和的な集団に属する生き物です。仲間意識が強いといった方がわかりやすいでしょうか。女性は相互の協調を目的とした、私的な感覚での情報交換を好みます。相手と親密な関係を築き、会話を通じて喜怒哀楽を共有しようとするのが女性の特徴です。

すなわち、男女ではコミュニケーションの取り方が異なるということをあらかじめ理解しておけば、不要な争いはなくなるのです。男性であれば女性脳に寄り添い、感情を込めて真意を正しく伝える必要があります。女性側は男性脳を考慮し、結論を先に持ってきてしまった方が、平和的解決が図れるでしょう。

相手を理解する気持ちと思いやりを持ち続けられるかが、長くいっしょにいられるコツです。

幸せな結婚とは、男女の「違い」を認め合うこと

男女間の脳の違いやドーパミンのことを理解した上で、「この人と一生いっしょに暮らせる」と思える相手と結婚(婚活)をすることが、ガイドは望ましいと思っています。

脳の錯覚結婚(=恋愛)は、共存できる相手探しの過程にある段階です。それなのに、この時期特有の恋愛脳のまま結婚してしまうと、ドーパミンが切れて恋愛から覚めた時に嫌なところばかりが目に付き、離婚や裁判といった泥沼な争いに発展する可能性があります。いくら外見に惚れていても、年齢を重ねれば劣化は防げませんし、性格や価値観の不一致があるならそれを改善するのは大変なこと。恋愛と婚活(結婚)は違うのです。

男女は違う生き物(脳)だから理解する努力が重要ということを心に留め、異性と付き合ってみてください。ガイド自身、男女のコミュニケーショ方式に違いがあることを理解し、自分の真意を正しく伝え、相手の真意を正しく理解することが必要であるということを学習してから、恋愛環境が大きく変わりました。つまりは、相手の考えを受け入れる心をお互いに持てるかが男女間では非常に重要でしょう。

男性は、プライドの生き物女性は、共感の生き物。これを知っているだけで、あなたの恋愛は大きく変わります。あなたも「恋学」で、理想の恋愛を! 
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