ベイヒバ張りのくつろぎのバスルーム
玄関から奥に足を進めると、トイレと書斎と寝室です。書斎は間仕切り壁で寝室と隔てられた2帖のコージーな部屋です。寝室はフローリングで7.5帖の広さがあります。東側の壁面には服をたっぷり収納できる2.5m幅の造り付けのクローゼットがあり、北側に通気のための窓が1つ設けられた落ち着ける空間です。2階に上がった時の吹き抜けの開放感を感じさせるため、あえて1階の天井高は2.1mとギリギリまで低くなっています。
2階の南側は水回りが集約され、ここにもトイレが設けられています。また洗濯機置場を旗竿部分にはみ出させることでLDKの広さへの影響を抑えています。東南の角は2帖のバスルームですが、内壁と天井にベイヒバの羽目板を貼ることで、狭くても落ち着ける空間になっています。
◆建築データと建築家プロフィール