SEO・SEMを学ぶ/SEO内部対策(ソースコード・タグの修正)

Above the foldについて(2ページ目)

SEO対策を意識するうえでも重要な、Above the foldについて解説していきます。

瀧内 賢

執筆者:瀧内 賢

SEO・SEMを学ぶガイド


具体的な施策について

ここからは、具体的にどのようにSEO対策を行っていけばよいかを簡単にご案内します。
配置タグ

         ■Above the foldに配置したいタグ


ファーストビューでページ概要をきちんと表現する為に、できれば、上のスクリーンショットで囲んでいる程度の内容だけでも、Above the foldにきちんと盛り込むようにしましょう。

ここで、ページ概要をきちんと表す為の条件として、

  1. h1(大見出し)を記述する
  2. h1を補足できるような文章を間に入れる
  3. h2(中見出し)を記述する
  4. h2を補足できるような文章を間に入れる
  5. h1やh2の留意点として、見出しタグはテキストとして用いる

……と、1~4まで可能な限り盛り込むようにし、重要タグであるh1やh2においては、見出しとしてのSEO効果を期待する上でも、必ずテキストにて記述を行うようにしましょう。

逆に、このエリアに重要コンテンツが殆ど無いページになりますと、訪問者に対するユーザビリティが劣るページとなってしまいます。


ユーザー心理も考慮する

訪問者は、ページを開いてから約3秒程で、ページの内容を判断するとも言われています。
ここで、ファーストビューが広告だらけのサイトであったならば、スクロールする間もなくサイト価値を誤って判断し、その後、直帰・離脱という憂き目にあってしまうかもしれません。そうなると、多大なチャンスロスとなってしまいます。

だからこそ、このページの主題・テーマは何か?という事を明確にして、きちんとAbove the fold内に組み込めるように、レイアウトを設計していきましょう。

このように、SEO対策とは、ユーザビリティを損なわないようにすることこそが、施策の原点となります。もしも、広告等々関係性や関連性の薄い要素がページ上部に多くある場合は、レイアウトを早目に改善していきましょう。



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