具体的な施策について
ここからは、具体的にどのようにSEO対策を行っていけばよいかを簡単にご案内します。■Above the foldに配置したいタグ
ファーストビューでページ概要をきちんと表現する為に、できれば、上のスクリーンショットで囲んでいる程度の内容だけでも、Above the foldにきちんと盛り込むようにしましょう。
ここで、ページ概要をきちんと表す為の条件として、
- h1(大見出し)を記述する
- h1を補足できるような文章を間に入れる
- h2(中見出し)を記述する
- h2を補足できるような文章を間に入れる
- h1やh2の留意点として、見出しタグはテキストとして用いる
……と、1~4まで可能な限り盛り込むようにし、重要タグであるh1やh2においては、見出しとしてのSEO効果を期待する上でも、必ずテキストにて記述を行うようにしましょう。
逆に、このエリアに重要コンテンツが殆ど無いページになりますと、訪問者に対するユーザビリティが劣るページとなってしまいます。
ユーザー心理も考慮する
訪問者は、ページを開いてから約3秒程で、ページの内容を判断するとも言われています。ここで、ファーストビューが広告だらけのサイトであったならば、スクロールする間もなくサイト価値を誤って判断し、その後、直帰・離脱という憂き目にあってしまうかもしれません。そうなると、多大なチャンスロスとなってしまいます。
だからこそ、このページの主題・テーマは何か?という事を明確にして、きちんとAbove the fold内に組み込めるように、レイアウトを設計していきましょう。
このように、SEO対策とは、ユーザビリティを損なわないようにすることこそが、施策の原点となります。もしも、広告等々関係性や関連性の薄い要素がページ上部に多くある場合は、レイアウトを早目に改善していきましょう。