リフォーム会社の中には小さな工事を請けないところもある
デザイナーが集結したデザイン性が売りの会社も増えている。
リフォーム会社の形態はさまざまで、小さな工事から大きな工事まで一貫して面倒を見てくれるホームドクター的な会社もあれば、小さな工事専門の会社、内装や外構など専門性に特化した会社、デザイナーが集結したデザイン性が売りの会社など多種多様です。
中には、大型リフォームを専門とし、小さなリフォームは請けないと宣言しているところもあります。大型工事での提案力やデザイン性、機動力に注力するために扱う工事を絞るためですから、その形態自体に問題はありません。
あいまいに放置するのは良心的とは言えない
Aさんの事例での問題点は、そのリフォーム会社が、小さな工事を請けないことを消費者に隠しているところにあります。大型物件を契約する前は、「困ったことがあったら小さなことでも何でも相談して下さい」と言っていたそうです。しかし契約してしまえば、実際に困ったことが起きても放置する、これは良心的とは言えません。本当はやりたくない、でもはっきり断ってしまえば問題があるのであいまいにして放置しておこう、そんな姿が透けて見えるのです。選ぶ目を養うために、まずは自分の求めるものをじっくり考えてみる
ホームドクター選びは婚活。相手の本質を見極めてじっくり選んで。
まずはホームドクター的な役割を求めるのか、何かに特化したリフォームを求めるのか、そこをじっくり考えてみましょう。
ガイドYuuは、リフォーム会社選びは婚活と同じとお話しています。相手の本質を見極めるべく、時間を掛けて選びましょう。担当者の人柄、会社の姿勢、普段どんな工事をしているか、見るべき点はたくさんあります。小さな工事を試しに頼んでみるのもいいでしょう。
リフォームを考えている皆さんがよきお相手に巡り合えますよう、これからも更に役立つ情報発信を心がけていきたいと思います。
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