習い事のきっかけは親?!
習い事、継続させたいけれど…
体験教室はイベント的な要素がある場合もあり、親も一緒だったりして、楽しかったと感じる子どもも、いざ通ってみると、体験教室とは雰囲気が違うと感じる子も少なくないでしょう。親は見ているだけ、親は送り迎えだけ、年齢によっては子どもが自分で通うということもあります。子どもにしてみれば、親と一緒だったから楽しく体験できたけど、親と一緒じゃなくて、不安を感じるということもあるでしょう。
体験教室でちょっとやるのと、習い事を継続するのは大きな違い
このように、ちょっとやるのと、継続するのには大きな違いがあります。たまにイベント的にやるのは楽しいけれど、毎週とか、月に何回ということになると、送り迎えをする親も大変ですが、主体的に通う子どもにとっても大きな負担です。この部分をいかに、楽しみにすることができて、前向きに取り組めるかということが、習い事を継続させるためにとても重要な部分になるでしょう。
習い事に「行きたくない」と子どもが言うと、「自分で行きたいって言ったんでしょ」というのが親の決まり文句。でも、先に書いたように、体験教室は楽しかった、親がうれしそうだったから「やりたい」と言ったかも知れませんが、子どもは習い事を継続するというイメージを持って、頑張って続けたいというところまでの意識を持って言ったわけではないのです。
習い事を始めると、その中での友だちや、先生との人間関係、先生からの指示がわかるか、自分でできることできないことなど、いろいろなことが子どもの心の中でざわめきます。大人も、新しい職場に移ったときなど緊張や不安も入り交じります。子どもも入園や入学と同じように、習い事も新しい空間、新しい先生や仲間との出会いに、緊張や不安、とまどいを感じるということを理解しておきましょう。