内戦終結以降のスリランカの治安

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コロンボの休日の様子 (c) スリランカ政府観光局

2009年5月、25年以上続いた内戦が終結したスリランカ。内戦のイメージはいまだに残りますが、現在では北部州の一部の地域を除き、注意喚起も解除され、国内を自由に周遊することができます。2013年には120万人もの外国人旅行者が訪れるなど、今では観光立国として発展を遂げています。

警察の取締りが厳しいからか、かつての紛争地域も含め、ほかのアジア諸国とくらべてもスリランカの治安は良好! 親日国としても知られ、日本人旅行者には特に敬意を持って、親切に接してくれる方ばかり。夜は出歩かないなど、最低限のマナーを守れば、女性の一人旅も安心です。

そうは言っても旅行に危険はつきもの。外国人旅行者が凶悪犯罪などに巻き込まれるケースは多くはありませんが、基本的な注意はもちろん必要。ここでは、実際に旅行者から伺ったものも含む被害例と、トラブルに会わないための注意点をケース別にご紹介します。

詐欺と恐喝

詐欺と恐喝は、旅行者が巻き込まれやすいトラブルの一つ。「観光地を案内してあげる」と親切を装って近づき、案内料と称して現金を請求するガイド詐欺。トゥクトゥク(スリーウィーラー、三輪車)で高額な乗車料を要求するトゥクトゥク詐欺。価値のない宝石や、必要の無い商品を無理矢理買わされるショッピング詐欺など種類は様々です。

トゥクトゥク詐欺にあったケースでは、実際には50ルピー(日本円で約40円)程度の距離にも関わらず、3,000ルピー(日本円で約2,400円)もの金額を要求されたという旅行者もいました。「暴力を振るう」と脅され、全額支払ったそうです。

巻き込まれると、しつこく現金を要求され、下手をすれば暴力事件に発展することも……。案内や商品が必要無い場合は、「NO!」としっかり断って。高価な宝石などを購入する際は、鑑定書もお忘れなく。トゥクトゥクに乗る場合には、必ず事前に料金交渉を。最近は、メーター式も増えているので、できる限りメーター付きのものに乗りましょう。

ホテルでの窃盗

スリランカでは、十分注意を払っていれば、街中でスリや置き引きなどの被害に会うことはめったにありません。一方で、部屋に置いていたデジタルカメラや現金を盗まれたなど、ホテルでの窃盗被害をたびたび耳にします。

客室だから大丈夫という安易な考えは要注意。5つ星ホテルに宿泊した旅行者でも被害にあっています。部屋を出る際には、高価な品はセキュリティーボックスや、鍵付きのスーツケースに入れるなど、できるかぎりの対策だけでも徹底を。