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犬も心を病む!?5月病対策に取り入れたい食習慣(2ページ目)

転勤、就職、入学、卒業、引っ越し…春は何かと大きな変化が起こります。ご家族の環境の変化によるストレスは、わんちゃんにも伝わります。ご家族のストレスを受けたわんちゃんが、ストレスを感じて体調不良になってしまうことも。犬ごはんで出来る、抗ストレス対策をお伝えします。

いちかわ あやこ

執筆者:いちかわ あやこ

犬ガイド


心のケアにおすすめの成分と食材

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身体を温める食材を積極的に。

  • トリプトファン
身体を作る基本中の基本は、たんぱく質です。肉類、魚類、大豆類、そばなどには、セロトニンという精神安定効果のある栄養素に変化する、トリプトファンが豊富に含まれています。

  • GABA(ギャバ)
リラックス効果、抗ストレス作用、気持ちを落ち着かせる成分です。トマト、かぼちゃ、発芽玄米、キウイなどに多く含まれています。肝臓や腎臓の働きを高める働きもあるので、サプリメントや薬を常用している場合にも取り入れたい栄養素です。

  • 発酵食品
ストレスがかかると、胃腸の働きが鈍くなります。胃腸は自律神経とも連動しているので、腸の働きが鈍くなると、心の状態にも影響が出てきます。発酵食品は、消化に優しく腸内環境も整えてくれる優れもの。納豆、ヨーグルト、チーズなどから手軽に摂ることができます。

  • ビタミンC
本来、犬は体内でビタミンCを作れるのでわざわざ摂取する必要はない。とされていますが、このビタミンCはストレスによって失われます。

またビタミンCは抗酸化作用もあります。ストレスによって過剰に発生している活性酸素(身体のサビ)を取り除いてくれる働きを持っています。

いちご、ピーマン、パセリ、キャベツなどがビタミンCを多く含みます。さつまいも、パプリカなどに含まれるビタミンCは加熱しても失われにくいことが特徴です。

  • 身体を温める食材
かぼちゃ、にんじん、さつまいもなどの根菜類は身体を温め、血行をよくしてくれます。野菜に含まれる食物繊維は、消化吸収を穏やかにする働きもあるため、血糖値の急上昇を抑えることにも一役かってくれます。

野菜以外にも、鶏肉、ラム肉、鮭、鶏や豚のレバーにも身体を温める働きがあります。温めるといっても、唐辛子やわさびなどの香辛料はわんちゃんには刺激が強すぎるため与えないようにしてください。


食生活以外のケアも重要です!

もちろん、食生活だけではなく、散歩やボール遊び、ドッグランなど、わんちゃんが好きな活動を楽しむ時間を作ること。ふかふかのベッドや、自分だけのケージやスペースなど、心地よく休めるスペースの確保なども大切。そしてなによりも、飼い主さん自身のストレス発散も忘れないようにしてくださいね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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