ビール/おすすめ日本のビール

サントリーから新提案のビール 和膳

サントリーが「和食がおいしくなるビール」というテーマでビールをリリースしました。その名も「和膳」です。

タカバシ ショウヘイ

執筆者:タカバシ ショウヘイ

ビールガイド

和食がおいしくなるビール

クラフトビールがブームになりつつあり、ビールと食事のペアリング(食べ合わせ)の話題も見かけるようになってきました。そんな中、サントリーが発売したのが「和膳 和食の生ビール。」です。アルコール度数は3.5%と通常のビールより低いものの、酒税法での分類は「ビール」で、副原料は使っていないビールとなっています。
サントリー 和膳 和食の生ビール。

サントリー 和膳 和食の生ビール。 価格:オープン(参考:350ml 205円、500ml 265円前後)


穏やかなビールが和食をサポート

和食と一緒に和膳

和食と一緒に和膳

ビール自体の見た目はシンプル、普通の大手メーカーのビールのようです。いただいてみると、アルコール度数が3.5%と低いこともあってか、かなりあっさりとした印象です。ピザやフライドチキンのようなガツンとした食事と合わせると、負けてしまいそうですが、出汁や旨みを楽しむ和食との相性は良いですね。サントリーのビール特有の華やかな香りを感じつつ、味わい、風味に関しては麦芽の旨みを感じます。アルコール度数的にも、味わい的にも、食事を邪魔せずに、さらに美味しくするサポートをするようなビール、という印象です。

和食+ビールといえば

和食に合わせるビールと言えば、キリン秋味やNippon Craft Beerの馨和(KAGUA)が思い浮かびます。秋味は和の食材の脂(鶏、秋刀魚など)との相性がよく、口内をしっかりとリフレッシュしてくれる印象です。馨和はもう少し主張が強くて、ビールを楽しむことがメインで、それに和のおつまみを合わせていくのが良さそうです。

じっくり時間をかけて味わいたい

和膳の素晴らしい特徴がもうひとつあります。それは温度が少し上がってからでも美味しくいただけるという点です。冷たい状態でも美味しいのですが、少し温度が上がってからもフルーティーな香りが、前に出てきて美味しくいただけます。むしろ、冷やしすぎない方がいいかもしれません。時間の経過とともに味わいが変わるので、ゆっくりと食事を味わいながら楽しめるビールといえるのかもしれません。ぜひ、飲む時には時間をかけて、風味の変化も楽しんでいただければと思います。ただし、ぬるすぎるのはダメですよ。

■和食の生ビール 和膳 ビール サントリー
http://www.suntory.co.jp/beer/wazen/

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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