東京ワンダフルプロジェクト第2弾「ベイズ タワー&ガーデン」

記者発表会の様子

記者発表会の様子

昨年、マンション市場の注目を集めた2大プロジェクトといえば、「トミヒサクロス」と「スカイズ タワー&ガーデン」であろう。1,000戸級の大型物件が1年かからずに売れたのだから、2013年の勢いは本当に凄まじかったという他ない。さて、その「スカイズ」の別名「東京ワンダフルプロジェクト」の第2弾がこのほど発表された。「ベイズ タワー&ガーデン」(総戸数550戸)である。

「ベイズ タワー&ガーデン」は4月26日から事前案内会を開始。すでに約800件が来場しているという。ホームページに寄せられた反響数は約3,500件。江東区在住者が約4割と最も多い(来場者ベース)。世帯構成はファミリーが中心だ。

検討動機で最も多いのは「将来性」だという。豊洲、新豊洲エリアでは本年3月に「昭和大学江東区豊洲病院」が開院したのをはじめ、来年4月には「(仮称)豊洲西小学校」、「豊洲新市場」「千客万来」「豊洲シビックセンター」などが開校開業予定で、さらに再来年には環状2号線も開通する。3年後は「芝浦工業大学中高等学校」も開校。交通、教育、商業そして住宅と建築計画が目白押しだ。

職住近接を実現することで、家族と居る時間を増やす。記者発表会ではタレントの江角マキコさんが母親の目線で、大きな公園と海の見える同エリアの魅力を語っていた。

共用施設は「スカイズ」と相互利用可

敷地配置図完成予想CG

敷地配置図完成予想CG(画像右が「ベイズ」)

建物は地上31階建て、総戸数550戸のタワーマンションとなる。専有面積は42.88平米~97.69平米。2016年10月下旬入居予定。

敷地配置図をご覧いただくとお分かりのように、3面が運河に臨む配棟である。約2,200本の中高木も景観の見どころになるだろう。「スカイズ」はトライスターの外観に個性を持たせたが、「ベイズ」は箱型。高さはエリア全体のスカイラインを意識してデザインしたようだ。

共用部の要所にはそれぞれ異なるデザイナーを起用した。1階のメインエントランスやラウンジなどは光井純氏、最上階のラウンジ&バー、パーティースペース、ライブラリーやゲストルームはアランチャン氏を、1階の大型キッズガーデンは手塚貴晴・手塚由比氏である。各施設は「スカイズ」居住者との相互利用となる(「ベイズ」居住者も「スカイズ」の共用施設が使える)。

外観完成予想CG(「ベイズ」は右下、正方形の建物)

外観完成予想CG(「ベイズ」は右下、正方形の建物)


サッシュ高2.45mの開放的な空間

リビングダイニング

リビングダイニング

モデルルーム内覧で最も印象的だったのが「開放感」。「ベイズ タワー&ガーデン」は免制振構造を採用しているが、その効用をいかして梁型を抑え、すっきりとした空間に仕上がっている。居室の天井高は約2.5mでほぼ平ら。廊下でも約2.3m。特筆すべきはリビングの窓サッシュ。高さ2.45mと、バルコニーが付く住戸では珍しいほどのサイズを有する(右の画像は折り上げ天井を採用した、フィックス窓の角住戸タイプ)。

外周にこれだけの開口があれば、内廊下という選択もあったのではと思われるかもしれないが、31階建てであることや通風採光を考慮すれば開放廊下が最適ではないかとの見方も十分できるだろう。

気になる価格は、「スカイズ」よりも専有面積が少し広いことから総額では高く見えるかもしれない、ということだった。仮に坪単価で同程度だったとしても、階数が異なること、角住戸の比率、向き(眺望)といった要素との掛け合わせで比較しなければ正確な判断はできない。いずれにしても、昨年後半に顕著だった新築マンション価格の急激な上昇は、その勢い(比率)のまま継続しているわけではなさそうだということ。

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