アクションパズルが流行っている、という視点
ぷよぷよなどのアクションパズルが流行ったのは大分前、という印象があります。
アクションパズルというとテトリスやぷよぷよなどに代表されるタイプのゲームで、ゲームセンターがもっと賑わっていた時代や、ファミコン、スーパーファミコンなどがゲーム市場を席巻していた頃にたくさん遊ばれていた印象があります。
初代PlayStationが登場した頃も、IQ等の3D表現をうまく使った新しいアクションパズルは登場したり、あるいはゲームボーイやニンテンドーDSでテトリスが再ヒットするなどもありましたが、全体としてはあまり売れ筋のジャンルではなくなっていきました。
しかし今また、アクションパズルがたくさん遊ばれています。なんでアクションパズルが遊ばれているのか、ということを考えると、スマートフォンのゲームの今後がおぼろげに見えてきます。
アングリーバードという先駆者
スマートフォンでゲームを遊ぶというスタイルが、今ほどは確立されていない時代です
パチンコの要領で鳥をとばして、敵である豚を倒していくというシンプルなシステムですが、パチンコにセットされた鳥を、ぐぐぐと引き、ぱっと離して飛ばす操作はスマートフォンのタッチパネルに実にマッチしています。
その後アングリーバードはAndroid版やPC版も発売され、累計ダウンロード数はなんと20億回以上に上ります。
初期のスマートフォン向けの大ヒットゲームにアクションパズルがあったというのは、おそらく偶然ではありません。