レンズと手ブレ補正
搭載するレンズは光学12倍で全画素超解像ズームで24倍と実用上、十分な性能をもっています。このレンズは広角が26.8mmとかなり広角気味なので、室内などの撮影でも広いエリアを撮影できて便利です。このレンズはソニー自社開発のGレンズで、深い解像感を持って描写してくれます。そして、最近のソニーのビデオカメラらしく強力な手ブレ補正機能を搭載しています。それが「空間光学手ブレ補正」です。これは光学手ブレ補正という名前通り、レンズ自体を動かして手ブレを補正する技術で、撮影時しながら見ているとレンズが動く様が面白いです。
この空間光学手ブレ補正は前世代のモデルと比較して実に約13倍強力になっているとのこと。歩きながら撮影しても、まるでレールの上を滑るがごとくスムーズに撮影してくれます。また、単純に補正が強力になったというだけでなく、より自然でスムーズな補正になったという印象もあります。何にしても、確実に進化しているといえます。
運動会撮影最強か?
この手ブレ補正が威力を発揮するのが運動会など、動くものを撮影する場合です。三脚を使わない手持ち撮影でも、かなり強力に補正してくれて安定した映像が撮影できます。あちこちにフレーミングする必要がある場合、三脚では対応しづらい面もあるので、この強力な手ぶれ補正は大きな武器になります。本体での動画再生
映像チェックはモードを「カメラ」から「再生」に切り替えてすることができます。これはサイドのボタンを使って行います。デフォルトでは液晶ディスプレイに日付ごとに画像、動画が表示されるので、見たいコンテンツがある日をタッチして選択したあと、目的の動画を選択することで再生することができます。次ページではプロジェクター機能などについて説明します。