デジタル一眼カメラ/デジタル一眼カメラレビュー

ニコンのお買い得入門モデル 『D3300』&『D610』(3ページ目)

デジタルカメラ業界で、APS-Cサイズとフルサイズで積極的な展開をするニコンには世界戦略モデルが存在します。新規ユーザー獲得を狙って作られた、ハイコスパモデルはライバルと比較して高性能、多機能、低価格と三拍子揃った優等生。これが狙い目!

ゴン 川野

ゴン 川野

デジタルカメラ ガイド

小学生の時からカメラ好きが高じて、カメラ歴40年、ライター歴26年。一般誌とWebサイトでカメラとレンズに関する記事を執筆中。家電製品総合アドバイザー、オープンウォーターダイバー、大型二輪免許取得。スタジオからアウトドアまであらゆる環境でデジタルカメラを日々、酷使している。

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上級モデルに迫るスペックと高画質

『D3300』の実力はワンランク上の『D5300』と同等と思っていいでしょう。センサーはローパスフィルターレスの新開発2416万画素CMOSセンサー。そして画像処理エンジンはEXPEED 4と呼ばれる最新型を採用して常用感度ISO12800を実現しているので、画質も互角だと思います。さらにファインダー倍率は『D5300』の0.82倍から0.85倍とより見やすくなりました。差が付くのはAFのエリアポイントで『D5300』が39点で、本機は11点となります。エリアポイントは多いほうが便利ですが、11点もあれば実用上問題ありません。あとの違いはWi-Fi機能やバリアングル液晶モニターなどで、『D5300』ズームキットと比較すると約3万円も安いので、非常にお買い得なモデルと言えます。
説明用画像

キットレンズの広角端27mm相当で撮影。逆光なので内蔵ストロボを発光した

説明用画像

キットレンズの望遠端83mm相当で撮影。背景はそれなりにボケてくれた

説明用画像

明るいレンズが欲しい人にはニコン用の交換レンズSIGMA『30mmF1.4 DC HSM』がオススメ。画質に妥協しないArtラインの大口径レンズである

説明用画像

開放絞りF1.4でスイーツなどを近距離で撮影すると1点だけにピントが合ったアーティスティックな写真になる

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