ニューヨーク近代美術館、通称「MoMA美術館」が贈るデザインショップ MoMA DESIGN STORE
コンテンポラリーアートミュージアムとして、最高峰の美術館:ニューヨーク近代美術館、通称:MoMA。MoMAが運営するMoMA DESIGN STOREから「2014年春・夏新商品 Spring & Summer New Items」のお知らせが届きました。
MoMA DESIGN STOREとは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムストアのこと。店内に並ぶ、約2000のアイテムは、すべてMoMAのキュレーターに よって厳選されたもの。自分用はもちろん、お誕生日、クリスマス、出産祝いなど、ギフトにぴったりのアイテムが見つかる素敵なミュージアムストアです。
さて、表参道のMoMA DESIGN STOREで行なわれた「2014年春・夏新商品 Spring & Summer New Items」内覧会で、気になるデザインアイテムを照明器具の一部をご紹介しましょう。
自由度の高いペンダントライト:メイデイランプ
まずは、最初に目に入ったアイテムは、イタリアデザイナー:Konstantin Grcic(コンスタンチン・グルチッチ)による照明器具「メイデイランプ」。グルチッチは、幾何学的な椅子「Chair-one」で知られたデザイナー。彼が、2001年、イタリア工業デザイン界の最高の賞の一つ「コンパッソ・ドーロ(金のコンパス)賞」を受賞したライト。テーブルやデスクの上に吊り下げてペンダントライトとして、また床やテーブルの上に置いてスタンドライトとして自由につかえる優れもの。フックとコード巻きが出来るオレンジのトップフック部分が機能的で造形的にも美しい!
奇才インゴマーラの【My New Flame ランプ】
黒く細長いパネル状のこのモノは何?・・・よく見るとパネルには電子回路が整理され配列されている。スタッフの方に説明を伺ってスイッチON!するとトップ部分に「炎」が。
インゴ・マウラーの新しいランプ。LEDを使った、ハイテクながら非常にロマンティックな調光付キャンドル。
USBで充電して使用できるため、持ち運びに便利で、本当のキャンドルのように使用できます。
LEDの光がゆらゆらと揺らめく様は不思議な感覚に。離れたところから、また薄暗い空間の中で見ると、炎が燃えているように見える。 LEDの魅力的なプログラムと、その暖かな色目はこの光を驚くほどリアルに見せてくれます。
片面、長方形の非常に小さな128個のLEDが使われ、両サイドから楽しむことができるランプです。調光機能付き。全長40cm。
今回なんと言っても一番気になるアイテムは、この「Lumiosf」
ウォルナット材のBookスタイル「ランプ」。このランプ、その「変化」に興味がそそられる。まずは、会場で手に取りハードカバーの「Book」を広げると
蛇腹になっている紙の部分に明かりが灯り、美しい明かりのグラデーションがひろがる。
「Book」を180度開いた状態でステージカウンターの上に置くとその状態で照明器具へ。
さらに「Book」を360度広げると
マグネットが内蔵されたレザーストラップをハードカバー部分に装着してペンダントライトになる。