レストランがおすすめの理由
ゆったりと食事を楽しめるのがレストランの醍醐味。テラス席なら、南国マレーシアの空気も味わえる
レストランでは、英語のメニューをじっくり眺めるのもいいけれど、「何がおすすめ?」と店員さんに聞いてみましょう。食べたい料理がある場合は、「これを食べたい」と聞けばOK。マレーシアは英語が通じる国なので、カタコトでもいいので、現地の人とコミュニケーションをするのが楽しい。お店の人が教えてくれた料理が驚くほどおいしかったり、逆にイマイチだったり。そういうエピソードのほうが旅の思い出に刻まれます。屋台やフードコートではお店の人とゆっくり会話ができないので、これぞレストランならではの楽しみ方です。
もうひとつ、レストランでうれしいのは、安心してトイレに行けること。これ大事ですよね。ゆっくり食事を楽しみたいときはレストランにGO!
マレーシアのレストランは3種類
路上にある開放的な屋外レストランは、ほとんど屋台感覚
ちなみにレストランでは、マレーシア料理以外のジャンルも味わえます。生ハムのおいしいイタリアンや日本人シェフが腕をふるう和食など、リーズナブルでクオリティの高い店がたくさんあります。これらの情報を知りたいなら、現地で発行している日本語情報誌をチェックしましょう。
ホテルのレストラン
ラグジュアリーなホテルのレストラン。癒しの旅にぴったり
ホテルの飲茶はおいしい!
クアラルンプールで人気の中国料理店はこちらです。ザ・リッツ・カールトンの「麗苑(リーエン)」はペキンダックが有名。JWマリオットの「上海」は小籠包(たしかランチ)が絶品。プリンスホテルの「太子軒(タイチイヒン)」、マンダリンホテルの「ライポーヒン」もクオリティの高いランチ飲茶が味わえます。上海以外は広東料理で、日本人の舌に合う上品な味わいです。
ハイティーとは、食事系からスイーツまで様々な種類を取りそろえたビュッフェのこと。料理の種類がとにかく多い! マレー系、中国系、インド系のマレーシアの三大民族の定番メニューはかならず揃えているので、現地の料理を一気に制覇したいなら、ホテルのハイティーがねらい目。クアラルンプールで人気なのは、シャングリ・ラ・ホテルの「レモンガーデン・カフェ」、ルネッサンスホテルの「テンプテーションズ」など。
予算は、夜ならお酒込みで150~200リンギ(4500~6000円)ぐらい。お昼の飲茶なら50~80リンギ(1500~2400円)で楽しめます。マレーシアはお酒代が高いので飲まなければもっとお得。食事が終わったら「会計をお願いします(ビル、プリーズ)」と店員さんに伝えてテーブルで会計。ドレスコードはあまりありませんが、Tシャツ短パンは避けたほうが無難。ただ、ときに地元の子どもが騒いでいることもあるぐらいのカジュアルな雰囲気です。
ショッピングセンター内のレストラン
マレーシア料理店のマダムクワン。ショッピングセンター内に店舗展開しているチェーン店
クアラルンプールでオススメなのは、パビリオンの6F(Level6) にあるレストラン街。地元で人気のバクテー店「宝香(パオシャン)」、北インド料理、韓国料理、マンゴースイーツ店などずらっとそろっています。また1F(Level1)には手軽にマレーシア料理が味わえる「マダククワン」、広東料理の「ドラゴンアイ」があります。
テーブル会計なので、食べ終わったら伝票をもらいましょう。予算は飲みものを1杯付けて40~50リンギといったところでしょう。
路上のレストラン
屋外レストランは扇風機が付いていて心地いい。開放感も抜群
屋外レストランでは、調理場が外のときも!
屋外レストランは、レストランというより屋台に近い感覚です。窓や扉がなく、道路に開放されているので、ときにお店とはまったく関係のない行商人がモノを売りにきたりします。手作りのクッキー、ペンライト、おもちゃ、クジ……と商品は様々で、興味がなければ「NO」と言って無視。欲しいものがあれば、その場で値段交渉をして購入します。
テーブル会計なので、食べ終わったらお店の人に声をかけて伝票をもらいましょう。飲みものを1杯付けて30~40リンギといったところ。トイレは期待できませんが、現地の人が日常使いをする人気店を探すならこのタイプです。