本当に価値ある家の探究

本当に価値ある家の探究

ご存じのように、今の日本の住宅は買ったとたんに、その価値が2割ほど下がってしまいます。
これは車と同じで納車時に下取り価格を査定してもうらうと200万円の車は160万円になってしまいます。なぜなら、販売したとたん、利益と人件費分の40万円が確定するからです。

かつては土地神話が日本の住宅資産を支えていたわけですが、土地の右肩上がりに住宅資産のそれを依存した結果、その神話が崩れた瞬間に住宅の価値が耐久消費財になり下がっていたことに多くの人が気が付かされました。

今、家という資産価値についての議論や動きが活発です。「住宅履歴制度」「長期優良住宅制度」などがそうです。これは大変良い動きです。確かに長期的に見れば、このような制度が定着すれば、日本の住宅の資産価値は落ちないかもしれません。しかし、それは、まだまだ先の話で、ましてや欧米のように中古住宅が新築時よりも高く売れるなんていうのは夢のまた夢。もしかするとそれらの制度が定着しても、価値の下落幅が多少緩やかになる程度かもしれません。


ん~~、私たちの子供や孫が家をほしがる頃には、そうなるかもしれないですが、そう首を長くしてまっているわけにはいかないんですよねぇ。
ほしい人は「今」ほしいわけですから。でも価値が下がるのは誰だって嫌。できれば価値が下がらず、毎月のローンが着実に資産になっていくような家を誰もが欲しがっているはずです。

なので私は以前から、戸建住宅にドアを2つつけて、片方は貸しちゃいましょ!というのを提案しているのです。
先日、東神奈川で完成した2世帯型戸建賃貸のオーナーNさんは 、土地から買って2世帯住宅を新築しました。間取りは賃貸が2LDK、自宅が4LDKです。資金は住宅ローンで調達。完成前に入居者が決定。今まで賃貸で12万円のローンを払っていましたが、この2世帯住宅では2LDKの家賃収入があるので、ローンの負担はわずか3万円程度。賃貸から持家に住みかえたのに、住居費は年間100万円も浮いてしまうのです。なんと10年で1000万円も貯金できちゃう!

しかも、半分は賃貸事業ですから、青色申告して10万円の所得控除と減価償却で給与の源泉税が戻ってくる・・・いいことづくめです。
もし、子供が巣立って、夫婦2人になってしまったらどうするか?自分たちが2LDKに住んで、今まで住んでいた4LDKを貸せばローンの支払いはなくなり、かなりのプラスになります。
もし、売るとしても、投資家ではなく、エンドユーザーに「収入付き持家」として売れるので相場以上で売ることも可能でしょう。
売らずに両方を貸すとすれば、さらにプラスのキャッシュがはいってきますので年金代わりにもなります。
このように、2世帯型戸建賃貸は、住み替えや売却も容易ですし、キャッシュも貯まります。もちろん仕様も構造も今の分譲仕様に勝るとも劣りません。

これを資産と言わずしてなんというのでしょう。
これは明らかに「資産」です。

建物そのものに資産価値を求めるのは今の日本ではまだまだ難しい。
しかし、このように家族構成の変化に対応できる、可変性のある住宅なら「資産価値」を維持することができるのです。

いやー、我ながら、二世帯型戸建て賃貸って、ほんとに素晴らしいですよ。
不動産投資を始めたいサラリーマンさんも、これはまさに小さく始められる立派な不動産投資ですし、こうやって住居費を減らせるのもキャッシュフローの改善だと思います。

何より、連帯保証人にとなる奥さんにも理解されやすい!(笑) ←これスゴイ重要。

最初からウン億の投資を目指さなくたっていいんです。
戸建賃貸も一つの選択肢としてぜひ勉強してみてください。
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