成長株とは?
「成長株」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?竹のように、すくすくと育っていくのが成長株。気がつけば・・・ということもあるかもしれない。
ちなみに、成長株は「グロース株」とも呼ばれています。英語で「成長」を意味する「growth」ですね。
成長株投資に欠かせないこと
成長株に投資するとき、最も重要なのが「時間をかける」ことです。成長株投資というのは、企業の成長が評価されることによって株価が上がることをベースにしているので、今日買って明日売るというような考えはありません。なので、中期・長期という先の長い投資が基本スタンスです。長期スタンスで投資をする場合のメリットは、日々の株価の動きに翻弄されないことです。株を買うと、どうしても株価の動きが気になってしまい毎日チェックをするようになります。最初はその行為を「楽しい」と感じているかもしれませんが、毎日見ているうちに、それが義務となってきて、そうすると、株価の上下に一喜一憂するようになってしまいます。実は、これが心理的にかなり厳しい状態。
でも、長期的に見ることができれば、こういった株価の動きは気にならなくなるのです。つまり、心の余裕が出てきて、この余裕は日常生活にはとても重要なことだと、私は思っています。
ただし、長期スタンスの場合、途中で売りたくなることもあるのは事実。いくら長期といっても、多少は株価の動きを見るので、そこで株価が上がっていたりしたら、「もう売ってもいいのでは?」と思ってしまいます。要するに、ここで売ればいくら儲かると考えてしまって、利益確定の誘惑に駆られるのです。
その誘惑に負けないためには、最初からいつ売るのか?を決めておくという方法があります。このタイミングは、たとえば結婚式を挙げるとき、子供が大学に入学するときなど人それぞれですが、まとまった額のお金が必要になるタイミングを考えてみてもいいでしょう。
さて、成長株には、実は驚くべき力があります。株数が劇的に増えてしまうかも。次のページで詳しく見ていきましょう!