せっかく安く買っても、うまく使いきれない人は注意!
増税前の買いだめは、「必ず使うもの」を「適量」買うのがコツです。
それなら、「増税前の3月中にできるだけ買いだめ!」と思うかもしれませんが、ちょっと待って。300円オトクになるはずの買いだめが、むしろ300円より多く損してしまうケースがあるからです。
そこで今回は、「買いだめ」に向いていない人のタイプを5つ紹介します。
■1:「買い物」が好きな人
お店で商品を選んで、買って帰ってから包装をあけるときにウキウキする人。パソコンの画面を見ながら、色とりどりの商品にワクワクしながら、購入ボタンをポチっと押し、自宅に届いたものを開封するのが何より楽しみな人。――このように、「買う」という一連の流れが大好きな人は、要注意です。
なぜなら、こういうタイプの人が買いだめをして、家にたくさん在庫を抱えると、大好きな「買う」という行為が減ってしまうからです。早く「買い物」がしたくなって、うずうず。 「ちょっと残っているけど、もう捨てちゃおう」「(美容液など)いつもは2プッシュだけど、3プッシュ4プッシュ使っちゃおう」などと、ものを大事に扱えなくなって、雑な扱いになります。これでは、もったいないですよね。
■2:あれば食べてしまう、使ってしまう
保存用にたくさん買ったカップラーメンやレトルト食品、クッキー、チョコレートなどがたくさんあると、「自炊をするのが面倒になった」「ちょっと小腹がすいた」といって、どんどん食べていってしまうタイプです。安いうちにと節約のために買ったはずなのに、むしろどんどん食べてしまう、使ってしまうようでは、オトクとはいえませんよね。こういう方は、普段は見えにくい場所にしまっておき、本来の”保存”という目的を忘れないようにしましょう。
■3:収納スペースが広くない
トイレットペーパーや箱ティッシュ、洗剤をたくさん買ったのはいいけれど…自宅に帰ってみたら、収納場所がなかった。そこで、部屋の片隅に、まるで配送センターのように積み上げてしまうことはありませんか?買いだめ商品でスペースをとってしまい、部屋にいるときに窮屈な思いをするようでは、残念ですよね。そこで新たに収納ケースや棚を買ったりしたら、本末転倒です。
収納スペースを考えながら、おさまる分量だけ買うことが大切です。
■4:在庫管理がメンドウ
食品や化粧品などは、賞味期限・消費期限があります。買いすぎてしまうと、その期限までに使えないことがあるので注意です。食べ物などの保存食であれば、ざっくりと「これは春まで」「これは夏まで」「これは年末まで」「これは2015年でもOK」などと分類しておけば把握できますが、それが面倒な方は、買いすぎないように気をつけましょう。
■5:ライフスタイルや体型、好みが変わりやすい
洋服や小物、部屋の好みがよく変わる人、新商品が出るとすぐ欲しくなる人、ダイエットやリバウンドを繰り返して体型が変わりやすい人――このように、好みや体型が変わりやすい人も要注意。今の時点では、素敵だと思って買ったものでも、夏になり、冬になると、好みや体型が変わって、使えなくなる可能性があります。こういう方は、あまり先々のものまで買いすぎないようにしたいですね。
いかがでしたでしょうか。上記のような5つのタイプの方は、必要以上にたくさん買わないで、使う分だけこまめに買う方が、結果的にオトクです。
「消費税増税前のまとめ買いセール!」を見かけると、つい手を伸ばしたくなりますが、ひと呼吸おいて、じっくり考えてから買うようにしてくださいね。
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