独立したきっかけは…
不動産に強い二村氏
独立直前に勤務した会社で初めて飛び込み訪問を経験され、その際に地主さんの土地活用という世界を知り、興味を持ったとのこと。
AFP資格等の勉強の中で土地活用や相続に関することなどを学ぶうちに将来困った状況に陥りそうな方がたくさんおられると感じたそうです。
そして、困った状況に陥いらないようにするためには土地活用などの不動産や相続に詳しいFPが必要と考え、独立してその役を担おうと決められたそうです。
開業したものの知識や経験が不足していたため、思い描いたFPとはかけ離れた仕事をする日々が続く……。それでも二村さんは土地活用や相続に関する研究を重ねられ各種勉強会やセミナーにも参加。知識の習得と経験を重ねた4年後の年末、これからの世の中の流れを二村さんなりに予想した結果、改めてFP事務所を立ち上げることを決断。すぐにCFP(R)資格の勉強に取り組まれたそうです。
その後2年間で全科目に合格。合格した翌年2012年にFP事務所を改めて開き、試行錯誤を重ねながらFPとしての仕事の確立を目指されています。
今では「不動産活用の相談窓口」と「土地・家・マンション等の各種不動産を安全安心に相続するための相談窓口」というキャッチフレーズを掲げ、不動産相続にまつわる様々な問題解決のお手伝いを主に行われています。
FP二村猛さんの一日に迫る
さて、二村猛さんの普段の一日における仕事内容をお聞きしたところ、下記のようなスケジュールとのこと。午前9時 事務所へ出勤。掃除、相談準備
午前10時 顧問客様ご相談(相続した貸家の対応についてなど)
午前11時 相談内容整理など
午後0時 昼食
午後1時 初回ご相談(ご相談内容の把握、「賃貸不動産経営の健康診断」の必要書類説明など)
午後3時 相談内容整理など
午後5時 監修記事執筆
午後7時 翌日の準備
午後9時 帰宅
今回の取材を通じて分かったこと
二村さんは、こうお話しされます。「一般的に馴染みがない不動産や土地活用、賃貸不動産経営の知識と経験、そして2度の相続経験等で気付いたこと感じたことを活かして、さまざまな問題解決のお役に立ちたい」と。仕事に対する熱意がとても伝わってきました。今では毎月1回愛知県名古屋市緑区にて講座を開催し、毎回異なる話題を提供しているとのこと。
不動産をはじめ様々な分野に詳しい二村さんですので目から鱗の話が聞けるのではないかと思いますし、実際に相談を持ちかけた際は二村さんならではの幅広い知識や経験と人柄で親身に相談に乗ってくれそうだと感じました。