初任給の使い方で将来が決まる?
新社会人にとって、初任給は待ちに待ったご褒美のようなもの。就職活動を経てやっと社会に認められたと実感が出来る時ではないでしょうか。この初任給をどのように管理するかで、今後のお財布事情が決まっていきます。お金の流れは最初が肝心。最初からうまくまわらないと、翌月、翌々月と順々に影響がでてきます。これが続くと、何歳になってもお金のやりくりが大変なことになりますよ。
新入社員として、心得るべきお金の5カ条をご紹介します。
1)社会人記念は一回のみで
初任給は、一生に一度しかないメモリアルなお金といえます。初任給で両親や兄弟にプレゼントをしようと計画している人も多いはず。また、社会人にふさわしい時計や鞄などを買おうと思っている人もいるでしょう。このように、社会人になった記念に何かをしたいというものは、迷わずに実行しましょう。たった1回しかない機会です。今までの感謝やこれからの抱負をこめてお金を使いましょう。
ただし、1回きりです。つい気が大きくなって、あれもこれもと購入したり、来月のお給料でこれらを買おうとしたりするのは厳禁。無駄遣いの始まりになってしまいます。
金額を決めて、初任給で自由になるお金の範囲でおさまるようにしましょう。
2)収入の範囲で生活する
社会人になったからと、生活水準をあげる人がいます。学生とは違うからという気持ちもわかりますが、身の丈にあった生活をするのが基本。まずは、出て行くお金が収入の範囲内におさまっているかを意識しましょう。特に、ボーナスをあてにしている人は要注意ですよ。ボーナスは臨時の時のための費用と考えておきましょう。日々の生活費に充てることはないようにしたいですね。
基本は、その月の収入範囲で暮らすことです。
いかがですか? 新社会人の心得の2つをご紹介しました。当たり前のように見えて、実行できていない人もいますよ。
次のページでは、残りの3つをご紹介しましょう。