写真撮影/写真撮影の基礎知識

全天球画像が撮影できるカメラが楽しい(3ページ目)

シャッターを押すだけで360度全域がぐるりと撮ることが出来るカメラ。撮影した画像はどんなふうに見えてどんな使い方ができるのか試してみました。天球画像をどうぞご覧ください。

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド


全天球画像は全体の風景が被写体になる


THETAの画像は、360度の全景を撮影してからビューワーでどのように見るかが肝のようです。前ページご覧いただいたように、一枚の画像でもビューワーの操作で様々な見え方ができます。撮影するときには、このビューワーでどのように見えるかというところをイメージして撮ることがポイントです。

theta

広い場所を超広角レンズとして使うパターン。ビューワーにて見たいところをクローズアップさせて再生させるという使い方。


theta

天球画像として見せるパターン。360度全部を見せるにはこの天球画像。


theta

大きな被写体を見せるパターン。大きな被写体を中心に全体の風景を撮るというパターンにも使える。



その他にもビューワーで再生していると一枚の画像からいろんな角度や方向から見ることが出来ます。撮影する場所や位置によりビューワーでの再生画像の見え方も変化するので、試しながらコツをつかんでいくのがよさそうです。

THETA自体の性能や機能は、画質の向上や動画機能の搭載、携帯性の点などいくつも改善するとよくなる部分があると思われるので、後継機も含めて今後の展開が楽しみです。

・RICOH THETA公式サイト

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