前のページでご紹介した「我が家に必要なリフォームがわかる簡単チェックリスト‐建物編」、いかがでしたか?ではチェックリストの答え合わせです。あなたの家に必要なリフォームを見極めていきましょう。ブロックごとに解説します。

家は進化している!我が家の性能を引き上げるリフォームは意外と手軽

夏に2階が暑い家は、屋根裏の断熱材が足りない可能性が大。リフォームで改善できる。写真は吹き付けるタイプの断熱材。

夏に2階が暑い家は、屋根裏の断熱材が足りない可能性が大。リフォームで改善できる。写真は吹き付けるタイプの断熱材。

【1】のブロックは家の性能に関することです。ここにチェックが付いた方は、家の性能が古い可能性があります。

家を建てる性能基準は年々進化していて、古い基準で建てられた家は快適度が低く、安全性に問題があることもあります。

このブロックで確認する性能は、省エネ性能、耐震性能、換気性能の3つです。まずは性能の基準が大きく変わった年を確認し、我が家の築年数と比べてみましょう。

ちなみに省エネ性能とは魔法瓶の性能のようなもので、省エネ性能が高ければ夏涼しく、冬暖かく暮らせます。また24時間換気システムの設置は、新築住宅では2003年に義務化されています。耐震リフォームを含め、これらの性能を引き上げるリフォームは、意外と手軽にできるケースも多く、他のリフォームのついでにやっておくと効率よくできます。

 

我が家の寿命を左右する!メンテナンスのリフォームは定期的に

手で触ると白い粉が付くチョーキング現象。塗膜が劣化している状態なので、そろそろ外壁の塗り替えリフォームの時期。

手で触ると白い粉が付くチョーキング現象。塗膜が劣化している状態なので、そろそろ外壁の塗り替えリフォームの時期。

【2】のブロックは家の寿命に関係する項目です。このブロックにチェックが付いた方は、できるだけ早く、点検だけでもしておきましょう。

屋根や外壁表面の薄い塗膜は、家を支える構造部分を守ってくれている卵の殻のようなものです。

細いヒビでも水を吸い込んでしまえば、中の構造部に被害を及ぼすこともあります。定期的なメンテナンスを行って、我が家をいつも健康に保つようにしましょう。

「飛び込みのリフォーム業者に家の不具合を指摘され不安になったことがある」にチェックがついた方は要注意です。問題は、飛び込みの業者がやってくることではなく、不安になってしまうところです。この不安が悪徳業者に付け入るスキを与えます。

不安になるのは、我が家の状態を自分で知らないからです。わからないから、何か言われると不安になってしまうのです。我が家は財産です。自分の財産を守るためにも、10年おきに信頼できるリフォーム会社で点検を行い、自分で状態を把握しておきましょう。そうすれば、通りすがりの誰かに何か言われたところで不安になることもなくなります。

 

家は劣化する!小さなお手入れのリフォームで改善することも

サッシのがたつきは簡単な調整で改善するケースもあるので、まずは点検を。

サッシのがたつきは簡単な調整で改善するケースもあるので、まずは点検を。

【3】のブロックは設備・建材の劣化をチェックする項目です。ここにチェックが付いた方は、そろそろ設備や建材の交換リフォームの計画を立てましょう。

多くの設備・建材は20年間隔を目安にリフォームで刷新しておくと、快適に暮らし続けることができます。

サッシやドアのがたつきは、簡易な調整や戸車の交換で改善するケースも多いのですが、中には家の傾きや歪みが原因となっているケースもありますので、専門の業者に見てもらいましょう。

 

いかがでしたか?ちなみに、チェックがたくさん付いたからといって悪い家というわけではありません。次のページでは、このチェックリストの意味と解決策をご紹介します!