まさに食材のシュレッダー・フレッシュ エクスプレス(3ページ目)

ドラム式ならではの気になるポイント

機械を使うメリットは、瞬間で仕上がるだけでなく、全て同サイズにカットされるため、見た目もキレイなことです。ただ、この製品の場合、ドラム（替え刃）が曲面になっているため、面でできあがるスライスやクリンクルカットは、カットされた食材も曲面状になってでてきます。包丁で切るストレートな輪切りをイメージしていると、ギャップがあるかもしれません。 また、ドラムホルダーとドラム（替え刃）の間に食材が少し残ります。日常の食事であれば混ぜてしまっても良いのですが、お客様の時は見栄えが悪くなるので、少し無駄が出てしまうと思います。このあたりは、何度か試してみながら、食材が最後まで切れなくても大丈夫なように、にんじんなどはヘタの部分を切らずに入れるなど、使いこなすには多少コツが必要になると思いました。 取り説に書かれていない使い方にもいくつかトライしてみました。例えば、玉ねぎを「せん切り」でカットすればみじん切りになるかも……とか、「砕く・削る」で大根おろしになるかも……など。しかし、玉ねぎはおろし状になってしまい目の痛さに断念…大根は砕けた状態にはなりましたが、おろすという感じにはなりませんでした。とは言え、構造を見ていると、刃の形状を工夫さえすればできるのでは？とガイドは感じます。特に、回転する刃に大根を押しつけるという状態は、まさに大根おろしを作る時と同じ状態なので、次のモデルで替え刃が開発されるのを期待しています！

パーツ類は簡単に取り外しでき、お手入れもラク！

下ごしらえの手間を省くのが目的に家電なので、お手入れに手間取るのでは使いたくなくなってしまいます。その点、この製品はお手入れがラクなので使いやすいはず。ドラム(替え刃)は簡単に取り外せますし、刃は外側が切れるようになっているので、ドラム内に手を入れても切れることはなく安心です。ドラムホルダーは時計回りに90度倒すと取り外せますので、使用後は、ドラムホルダー・ドラムをそれぞれ取り外し、全て水洗いするだけ。食洗機にも対応しているのもうれしい仕様です。ただし、面倒に感じるか否かは人により違いますので、購入時にしっかりチェックして下さい。
■まとめ
現代人は野菜の摂取量がまだまだ少ないと言われています。健康のためにも野菜はできるならたくさん食べたいものですが、加熱調理をしない生野菜でも、包丁で細々と切るなど下ごしらえには意外と時間と労力がかかります。しかし、この製品があれば、冷蔵庫にある野菜を適当にみつくろって、シュンシュンと刻みながらサラダボールに直接盛りつけるだけ。見た目にもキレイなサラダができるのです！そんな手間を軽減してくれるこの製品、なかなか魅力的ではないでしょうか。