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犬の留守番のさせ方(3ページ目)

愛犬を置いて出かける時、おとなしくお留守番ができるかな?とちょっとばかり気になってしまいますよね。ワンワン吠え続けていたらご近所からクレームがきてしまうかも。お留守番の練習もしておきましょう。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド


お留守番のトレーニング

犬用の知育玩具
中におやつを入れられるタイプのオモチャや、長く遊べるおもちゃはお留守番の強い味方。
  1. 犬をクレートまたはサークルの中に入れ、部屋のドアをさりげなく開けたり閉めたりし、何気ないように部屋から出ていきます。最初のうちは1分程度でかまいません。部屋に戻り、犬がおとなしく待っていたら十分に褒めてあげましょう。こうして一人にする時間を1分→3分→5分とだんだんと長くしていきます。一日で一気に練習しようなどとは思わないように。段階を追って少しずつトレーニングしてください。ある程度慣れてきたなら、一人にする時間を3分→5分→1分のようにランダムに練習してみます。
     
  2. 犬が吠えてしまう場合は、クレートまたはサークルをすっぽりバスタオルや布などで囲ってしまうのも一つの手。人の姿が見えなくなるという視覚的な刺激を遮断することで吠えるのをやめることがあります。
     
  3. 一人になることが特別なことだと思わせないように、普段家の中で流れているTVやラジオなどの音をそのまま流しておくのは効果的です。
     
  4. 犬を一人にする時に役に立つのが、中におやつを入れられるタイプのオモチャ。いわゆる犬用の知育玩具です。どこからおやつが出てくるんだろう?と犬が夢中になってくれる間、一人にされたことの寂しさやストレスも軽減できます。その他、一人で長く遊べるオモチャもいいですね。
     
  5. 一人でいることに慣れてきたら犬を残し、実際に家の外に出かけてみます。初めのうちは玄関の外、そして家の周りを一周など時間を延ばしてみてください。
     
  6. 一人でもおとなしく待っていられるようなれば、クレートやサークルから出してのお留守番も可能です。その際には部屋の中にイタズラされては困るような物、危険な物などは置かないように注意を。置いていくオモチャは毎回同じではなく、少しずつ変化を持たせると犬も飽きずに楽しいと思います。おやつを詰めたオモチャを、部屋の数箇所に隠し、宝物探しをやらせるというのも楽しいのではないでしょうか。

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