別れに良いも悪いもない
別れた後でも素敵な関係を続けたい
これってよく考えると、とっても残酷な発言なんですよね。
別れた後でも素敵な関係を続けたいとか、相手には良く思われていたいのなら、そもそも別れずに今の恋愛関係を続けられるよう修復すればいいことなんですよね。
それができない、「もう一緒にいるのは無理」だと思うから別れを決意してるんですよね。
「良い別れ方」ではなく、「自分に都合の良い別れ」をしようとしていないか、もう一度考えてみてくださいね。
前向きな別れや「別れても友達」はない
「別れても友達でいたいね」、「恋人同士じゃなくなったけどお互いによく知ってて気楽に付き合える関係っていいよね」と、恋人関係を解消してもあまりそれまでと変わらない付き合いを続けたがる人もいますが、それって問題です。というのも、じゃあ新しく出来た恋人が、今までの元カノとそういう親しく友達付き合いをしていたら、平気で受け入れられますか?ってことなんですよね。自分の彼氏が元カノと親しくしていて、よく二人で会ったり、出かけたりしていたら、とっても嫌じゃないでしょうか。
いくら「もう別れてるし、そういう関係じゃないよ」と説明されても、心のどこかで疑ってしまう気持ちは消せないし、納得できることってそうそうないですよね。
「別れても友達でいよう」発言は、自分たちはそういう「次に新しく出来る恋人から疎まれる関係になろう」っていう提案でしかないことに気付きましょう。時にはスッパリと諦めることも必要ですよ。
思い出は心の中に
付き合った思い出は大切に
でも、だからといって二人の写真をいつまでも飾っておくとか、思い出の品を日常的に使ったりしていたら、いつまでたっても別れから卒業できません。思い出を取っておくのはいいですが、普段は目につかない押入れの奥底とかにしまっておいて、思い出すきっかけやカギになるものは極力生活からなくすことを心がけましょう。
別れた後はSNSには要注意
昔は「実は勢いで別れちゃったけど、あの後も好きだったんだよね」なんてエピソードは、以前付き合っていた彼女から何年も後になって聞いたら心温まる美談になったりしたものですが、スマホやSNSのある今ではそうもいかなくなりました。FacebookやInstagramが繋がっていれば何年もおかずすぐに今の相手の状況も知れてしまうし、携帯に電話番号が残ってるだけでも、電話帳からLINEですぐに繋がれてしまう、手軽かつ危険なツールです。
ちなみに最近の不倫や浮気は多くがFacebookやLINE経由だそうです。はじめは「イイネ」するだけなら…くらいの繋がりだったのが、ふと「久しぶり~元気?」なんてメッセージのやり取りから発展してしまうパターンがとても多いんだとか。
手軽に連絡が取れるのは便利な反面、誘惑も多いことを知っておきましょう。
恋人と別れるときに、「次、この人には幸せになってほしい」と相手の幸せを思うのであれば、時には嫌われ役を自分から買ってでも、スッパリちゃんと終わりにすることも必要です。
「もうこの人とは連絡を取れないんだ」と、もし仮に連絡を取れる環境だったとしても絶対に自分からは取らないくらいの覚悟で、ちゃんと別れることが、結果として次の恋にもつながります。
元恋人と仲良くしていたり、別れても連絡を取り合ってる人は、周りからしても次の人を紹介しづらいですよね。
別れを選択するのなら、まだ好きな気持ちは、あくまでも心の中だけに秘めおきましょう。
ちなみに「別れても~好きな人~♪」なんて歌もありますが、二丁目ではよく「別れたら~次の人~♪」なんて替え歌で歌われてますよ(笑)。
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