一人暮らしのためのマストな家具
●寝る環境を考えるまず、必要なものは眠るスタイルです。和室が大好きで毎日の布団を押入れにしまうというのももちろんアリ。しまってしまえば、部屋が広く使えます。ですが、「毎日、帰って寝るだけ」という人などは、帰ってきてすぐバタンと寝られるベッドの方がおススメメ。畳の部屋がある賃貸アパート減ってきていますし、ワンルームマンションには押入れがありませんから。
手軽に選ぶとすれば、「脚付きマットレス」でしょう。これは、無印が1990年代初頭に発売してヒット商品となったものです。従来のベッドのように、枠がなくマットレスに脚を付けるという発想が斬新でした。発売当時はシングルサイズで1台4万円程度したと思いますが、今は1万3千円まで下がっています。
現在は、無印だけでなく、さまざまなメーカーが、いろんなバリエーションの脚付きマットレスを低価格で販売しています。ネット通販もありますが、できれば店頭で実物のクッション感を確認して購入したいものです。なにしろ大切な「睡眠」に関わる家具なので慎重に選びましょう。この、脚付きマットレスのよさは、そのままでソファー代わりになる、脚の長いモノ(最近は30センチのものもあります)を選べばベッド下を収納にできる、ということでしょう。来客時には、マリメッコ風の北欧っぽい柄の布をベットカバーとしてかけておけば、特に女性の方は女子力の高い雰囲気になってオシャレ度アップ!!
最近は、こうした30センチの脚の付いた脚付きマットレスもあります。マットレス下にかなりの量のものが収納できますが、マットレス面の高さは約50センチになってしまうので、腰掛けるにはちょっと高い感じもします。ニッセンカタログより。
●テーブル・デスク
次に、必要なのが台=テーブルです。ずっと、ベッドの上でダラダラというのもステキですが、食事や家で学校の課題や、持ち帰った仕事でパソコン作業するときなど、何かしらの台が必要になります。これは、頻度によって、いろんなサイズがあります。コンビ二のお弁当であっても、ごはんは70センチくらいの高さのテーブルで椅子に座って食べたいという人もいれば、低い高さのサイドテーブルでオッケーという人もいるでしょう。IKEAでは小型のサイドテーブルが800円以下で販売されています。
サイドテーブルとして人気があるのは、ジョージ・ネルソン風(写真だけではリプロダクトと見分けが付かないので)や、アンティークな雰囲気の楕円天板のローテーブルです。こうしたテーブルは、グッと部屋の雰囲気をカフェっぽくしてくれるので、モテ部屋にするには手に入れたいアイテム。低い高さのテーブルは、床に座って使うので、気に入ったラグマットを敷くとよいでしょう。ラグマットは必須ではありませんが、賃貸の場合、家具で床を傷つけないためのにも有効ですし、部屋のアクセントとしても機能します。
学生の人は家で勉強やレポート作成したり、家でも仕事でパソコンがどうしても必要という人は、デスク(机)が必要になる場合もあります。ですが、6~8帖程度の部屋では、本格的なデスクを入れるには少し無理があります。そこで、ダイニングテーブルをデスクとして使う、という手があります。ダイニングテーブルは、小振りでも、さまざまなサイズやデザインがあるので、食卓とデスクを兼用することができます。