DCMXポイント変更は朗報なのか

先日の記事でドコモポイントの改悪について取り上げました。それと同時に、同じくドコモが発行するクレジットカード「DCMX」のポイントサービスも変更されるという発表がありました。これは、2014年3月16日利用分から適用されます。ドコモ利用者が、新規でDCMXに加入するメリットはあまり感じられませんでしたが、今回の変更は朗報となり得るのでしょうか?

還元率倍増!

今回の変更点、一番の目玉は還元率が倍増することです。

■2014年3月請求(4月10日支払)分まで(2014年3月15日利用分まで)
0.5%(200円につき1ポイント)

■2014年4月請求(5月12日支払)分より(2014年3月16日利用分より)
1%(1000円につき10ポイント)

還元率1%は検討してもよいクレジットカードの基準です。しかも、1ポイントの価値は変わらず貯まるポイントが2倍になるということは改善といえるでしょう。また、還元率倍増の他に好ましい点があります。それは、

「ポイントは月々のご利用合計額での計算となります。」

ということです。これは、一支払い毎のポイント付与では切り捨てられることになる100円単位が、他支払いと合算されることで、貯まるポイントが増えるということになります。

DCMX特典サービス終了

今回の改定はメリットばかりではありません。以下のおトクな特典が廃止となります。

  1. 年間の利用額累計が20万円を超えた時に付与されていたボーナスポイント(20万円以上で500ポイント、以降10万円ごとに500ポイント)
  2. 新規入会特典(入会後3か月ドコモポイント3倍)、お得情報メール設定特典(毎週日曜日ドコモポイント3倍、ドコモショップ・ドコモオンラインショップ毎日3倍)
  3. 携帯電話の支払分へのDCMXポイント付与

1、2については後で詳しく説明しますので、3について説明します。
スマホ普及により携帯利用料金は月々5000円を超える方が多くなってきました。そうすると、年間6万円、ポイントにすると600ポイントがなくなることになりますね。このため、DCMXを契約している、または新たに契約するのであれば、ドコモの携帯電話代については、DCMX以外のクレジットカードで支払って改悪を回避しましょう

なぜ、サブカードで支払うのかというと、ドコモプレミアクラブのDCMX分加算条件としては、"支払い"ではなく"契約"です。DCMXで携帯電話料金を支払ってもポイントが付かないのであれば、ドコモポイントに交換可能なクレジットカードで支払ったほうがお得ですね。

ボーナスポイントが充実した還元率0.5%と常に1%の還元率、どちらがおトク?

では、ボーナスポイントが充実していた従来のDCMXと新しいDCMXでは改善となっているのでしょうか?改悪となっているのでしょうか?

実際に還元率を確認してみます。上記1、2のボーナスポイントを考慮して、年間利用額に対する還元率を計算してみます。最初は0.5%程度ですが、徐々に還元率が上がって行き約260万円の利用で1%に。一方、新しいDCMXの場合は、年間利用額が少なくても必ず1%となります。

260万円というのは年間利用額としては多い方ですので、DCMXに関しては終了サービスを考えても改善といえるでしょう。

旧DCMXの年間利用額に対する還元率

旧DCMXの年間利用額に対する還元率
 


年会費が1回でも利用があれば無料、還元率が常に1%になるDCMX。DCMX自体は良いカードなのですが、やはりドコモプレミアクラブの改悪の方がダメージが大きく、DCMXの改善が完全に打ち消されてしまった感じがします。
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