動物病院で歯石除去をする際の主な手順
歯磨きが一番!
こうした処置をするにもやはり麻酔が必要になってきます。他に病気があったり、高齢であったりすると、麻酔をかけるのも難しくなることがありますので、歯の処置をしたくともできないということになってしまいます。できるなら、こうした処置をせずに過ごせたら一番ですよね。加えて、前のページでも説明したように、歯周病はいろいろな病気とも関連してきます。歯周病にならないのが一番です。では、歯周病にならないようにするにはどうしたらいいのか? それは、こまめなデンタルケアを欠かさないこと、歯磨きを習慣づけることです。
次回、『デンタルケア』の第3回目の記事では、歯磨きの仕方やそのポイントについて、さらに藤田先生に教えて頂きます。
画像資料提供/フジタ動物病院院長藤田桂一先生
【関連記事】
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⇒デンタルケア:「歯周病予防と、歯磨き」編(第3回目最終回)
【プロフィール】
藤田桂一先生/フジタ動物病院院長、獣医学博士
1985年日本獣医畜産大学(現 日本獣医生命科学大学)大学院獣医学研究科修士課程修了。1988年、フジタ動物病院を開院。2000年、「猫歯肉口内炎に関する獣医歯科学的研究」において獣医学博士号を取得。日本小動物歯科研究会の理事でもある。
【関連サイト】
フジタ動物病院(患者さんの立場に立った医療を信条とし、特に歯科医療分野に力を入れている)