この世で1番こわいのは何ですか? 『万獣こわい』
あの3人が5年振りに帰ってきた!
そして、2009年公演・第2回目の『印獣』は、とあるお屋敷が舞台。そこに住む女主人からの招待状をもらった3人の作家たちという設定で三田佳子さんをゲスト主役に迎え、こちらも大きな話題に。
そんな「ねずみの三銃士」がまたまた5年振りに帰ってきます! 今回も”舞台で悪い事がしたい”と演劇界のとんがった大人達が、えげつなくて笑える話を濃く見せてくれることは間違いなし! 今回はどんな設定で奴らがPARCOの舞台に帰ってくるのか……注目です!
◆ ねずみの三銃士 『万獣こわい』
2014年3月15日(土)~4月8日(火) PARCO劇場(東京・渋谷)
作 宮藤官九郎 演出 河原雅彦
出演 生瀬勝久 池田成志 古田新太 小池栄子 夏帆 小松和重
→ 公式HP (チケット料金、東京以外の公演地等、ご確認下さい)
◆All About演劇コンテンツに『万獣こわい』の開幕リポートが掲載されました。舞台写真も満載の内容ですので、是非ご覧ください。
→ 「奴らが5年振りに帰って来た! 『万獣こわい』開幕レポ」
鈍獣 (PARCO劇場DVD)
POPでパノラミックな和装劇 『パン屋文六の思案』
お洒落で笑えて…でも深く刺さるんです
……なんてフリを目にすると「んー難しそう こういうのちょっと面倒」なんて感じる方もいらっしゃるかもしれませんが……イヤイヤイヤイヤそれは本当に勿体ない! 主に庶民の何気ない生活を鮮やかに描いた岸田戯曲は、今を生きる私たちが読んでもずしっと胸に響いたり何だかくすっと笑ってしまったりと、とても身近に感じられ「人間ってやっぱり面白いなあ。」といつしか頷いてしまうのです。
そんな岸田國士氏の短編戯曲8編をPOPにコラージュし、大好評を博した『犬は鎖につなぐべからず』から7年。ナイロン100℃が再び岸田戯曲のコラージュに挑みます。今回のメインタイトルは『パン屋文六の思案』。大正10年代にパン屋を営む文六とその家族。日々家庭内のすったもんだが起きる中「明日、地球の7倍の大きさの隕石が衝突する」という情報が飛び込んできて……。ええええええっ?
不思議でお洒落な岸田×KERAの世界を彩るのは前回も着物女子の間で大きな話題を呼んだ豆千代さん監修のモダン着物と、脱力ダンスの名手・井出茂太氏による振付。ナイロン100℃の劇団員に加え、ドラマ「三匹のおっさん」が絶好調の志賀廣太郎さんらの客演陣にも注目です。これは「けっ 舞台なんてダサっ」と思っている方にも観て頂きたい作品。演劇の概念、きっと変わっちゃいますよ。
◆ ナイロン100℃ 41st SESSION
『パン屋文六の思案~続・岸田國士一幕劇コレクション~』
2014年4月10日(木)~5月3日(土祝) 青山円形劇場
作 岸田國士 構成・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演 みのすけ 松永玲子 村岡希美 長田奈麻
新谷真弓 安澤千草 廣川三憲 藤田秀世 吉増裕士 眼 鏡太郎/
猪俣三四郎 水野小論 伊与勢我無 菊池明明 森田甘路 木乃江祐希/
萩原聖人 緒川たまき 植本 潤 小野ゆり子 志賀廣太郎
→ 公式HP
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如何でしょうか。春はお出かけが楽しい季節。劇場周辺の気になるお店やカフェを探して開演前にゆっくりお散歩、なんていうのもアリかもしれません。是非あなたの心に響く物語と出会いに客席に座ってみて下さい。