明確な目的をもつ設備機器だから後で不満が出やすい

住まいづくりで何が大切かと聞けば団らんですが、団らんという行為は、料理をつくる・服を脱ぎ着するといった行為とは違い明確な目的はありません。反対に、洗面、浴室、トイレなどサニタリースペースは、明確な行為があります。そしてその明確な行為や目的をはたすには、設備機能がとても重要な役割を担います。

したがって、うっかり忘れたとか打ち合わせの行き違いは、仮に施工後直すにしても多額の費用が発生し、トラブルの原因にもなります。うっかりミスをなくすためチャート式に確認しやすい設備機器や器具をとりあげてみました。

設備面でのうっかりミス

サニタリースペースでのうっかりミスで多いのは、

・浴室を出て2階に上がるのに玄関ホールを通るので冬は寒い
・リビングを出るとトイレの扉が目の前にある
・キッチンの真上にトイレがあり排水の音が気になる

などで、これらはどちらかといえば間取りでのうっかりミスです。

設備面でのうっかりミスは次のようなことが考えられます。

○洗面脱衣室の換気扇が浴室の出入口より少し離れたところにあるので、浴室の湿気を洗面室に呼び込んでしまう
○空気を取り入れる給気口と排気口が近すぎると効果は減少する
○メンテナンスのための床下点検口を設けなかった
○サニタリースペースに掃除機専用のコンセントを設けておけばよかった

さらに細かくは、当然設備をつけるときのもの、あるいはあると便利な設備機器もあります。次にそれらの器具を確認してみましょう。