お金まわりも片づけよう

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片づけが苦手な人はお金が貯まりにくい。私自身の経験と、長年の取材や相談にもとづく持論です。収入がたっぷりあれば、適当に、乱雑なままでも、余裕を保てるかもしれません。しかし、ごく普通の収入で、ごく普通の暮らしをしている人には、日々のちょっとした違いの積み重ねが、その後の資産形成に影響してきます。

銀行口座は、お金の通り道であり、自分の大事な資産を保管しておく場所でもあります。これをどう管理しているかは、その人のお金との付き合い方を象徴しています。

次のようなことに思い当るなら、銀行口座の整理整頓や、行動の見直しをおすすめします。
  • 通帳記帳はずっとしないまま、ATMの利用明細もちゃんと見たことがない。
  • 気が付くと財布の現金がなくなっているので、あわててATMに駆け込む。
  • コンビニATMで、いつも手数料を払ってお金をおろしている。
  • 引っ越しなどで、使わなくなった口座をそのままほったらかし。
  • 銀行口座の残高を把握していない。
  • ネット情報や雑誌で見て、よさそうと思った銀行に口座を作ったけど、使わないまま。
  • こまめに通帳記帳している割には、なかなか貯まらない。
  • スーパーは遠くても安いところに買い物に。銀行口座も複数持って、ATM手数料を節約するために、あちこちの銀行の支店を回る。
片付けや整理収納の本には、「動線」(どうせん)について書かれているものがあります。モノはなるべく使う場所の近くに、動線(その作業をするときの動き)に沿ったところに置くと、使いやすく、いったん片づけたものが、また散らかることを防げるという考え方です。

お金の管理も同じです。自分に合う銀行を選び、お金の管理がしやすく、自然と貯まるようなお金の動線を作ることです。手間をかけず、ストレスを感じずに、お金を貯めることができれば、自由な時間、楽しめる時間が増えます。

最新の銀行サービスを使いこなそう

銀行口座を活用して貯まる流れを作る際に、銀行サービスを上手に使いこなすことができれば、日々のお金の管理はさらに便利になります。この15年ほどの間に、銀行のサービスはどんどん進化してきました。

  • 種類と台数が増えたATM
  • インターネットバンキングの普及とサービス拡大
  • ポイント制や会員制サービス
  • 取扱商品の多様化
  • キャッシュカードの進化
  • 手数料や金利のサービス競争
  • クレジットカード会社や証券会社との連携
など。

銀行口座は、日常的な生活インフラであるため、いったん使い始めて自分なりの使い方のパターンが決まってしまうと、新しいサービスが提供されていることに気が付かないままになりがちです。

いつも使っている銀行のATMコーナーで目線を上げて、ポスターやパンフレットを眺めてみてください。ネットショッピングのついでに、口座を持つ銀行のサイトをのぞいて見てください。「えっ、こんなこともできたんだ」という発見があるかもしれませんよ。

銀行と銀行口座は、お金の管理をする上での、とても大事なパートナーです。人生が終わるその日まで、銀行口座とのお付き合いは続きます。もしかすると、夫(妻)よりも長い付き合いになるかも。

現在のパートナー(銀行口座)の個性を把握した上で、お金を貯めるために、しっかり働いてもらわねばなりません。

では次章から、具体的な銀行選び、動線の整え方、サービスの活用方法をお伝えしていきます。

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