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“愛犬の健康管理”まずは何から始める?【入門編】(2ページ目)

家族同然の愛犬の健康が気になったら、まずは何から始めたらいいのでしょう?自宅で気軽に取り入れられて、習慣にしていきたい健康管理のポイントを紹介します。

いちかわ あやこ

執筆者:いちかわ あやこ

犬ガイド


体の臭い、排泄物、被毛や皮膚に異常や違和感があると、不調を抱えているかもしれません。

習慣にしたい毎日の簡単ケア

はみがき

まずは歯ブラシに慣らすところから始めましょう

不安、不調を感じたらまずは動物病院へ行きましょう。診察上は異常がなく、様子を見ることになったら飼い主さんによるホームケアの出番です。

  • 水分補給
いきなり食事内容を見直すのは難しいもの。お気軽に出来るケアは水分補給です。愛犬が自分で飲んでいる量だけでは意外と足りていないかもしれません。
■参考記事:犬の身体は乾いている!? 水分補給で健康管理をしよう

  • フードの管理
ドッグフードには酸化防止剤が使用されていますが、管理の仕方によっては劣化が早くなります。劣化したフードは体臭などの原因にも繋がっていきます。
■参考記事:夏の暑さ対策はどうする?ペットフードの保存方法

  • 散歩や運動
体を動かすことで、酸素を体に取り入れることが出来たり、筋肉もついてきます。血液循環を良くしたり、体型の維持をしていくためにも、程よい筋肉と呼吸が必要です。また、運動や屋外での刺激を受けることで気分転換やストレスケアにも繋がります。

  • 歯みがき
歯周病が進行すると、細菌が歯ぐきから侵入し、血流に乗って内臓に悪影響を及ぼす可能性があります。歯みがきガムだけでは、十分なケアができません。歯と歯茎の間に酸素を送り込むことが歯みがきのポイント。つまり、理想的な歯みがきは歯ブラシを使う事。歯みがきガムや歯みがき効果のあるおやつでも効果がある場合もありますが、添加物や糖類が沢山含まれていることも。歯ブラシを嫌がるようであれば、シートタイプのものを使ったり、ペット用の歯みがきペーストを使って、楽しくケアしてあげましょう。

プラスよりもマイナスすることが、プラスの行動に!

ペットショップで新発売のサプリメントがあったら、動物病院推奨だったから、外国で使われているから、色々な理由で新しいサプリメントやおやつ、フードを取り入れる事もあるでしょう。その商品が素晴らしいものであったとしても「愛犬に合うか」は別問題です。

例えば、皮膚が弱いかもしれないから……とスキンケアに繋がるサプリメントを“プラス”するよりも、皮膚が弱くなってしまうであろう原因を“マイナス”する方が先です。基本の食生活、ホームケアを整えてから新しいものを取り入れるようにしましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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