なぜ願望が叶わないのか
モチベーション不要の願いを掲げる
恐らく、多くの方は最初に「こうなりたい」という目標を書き出し、そこに近づくように行動していくでしょう。計画を立て、その計画に合うように行動し、着実に小さなゴールを積み重ねていく……。もちろん、それが可能な方は良いのですが、そうした小さなステップを重ねるのが苦手という人は多いかもしれません。また、計画通りに行動出来る方は、そもそもこのコラムを読んでいないかもしれませんね(笑)
私たちが願望や目標を書き出した際、計画を立てますが、この計画というのが厄介です。そもそも自分には到底無理な計画を立ててしまったり、ちょっと計画通りにいかないことがあるとモチベーションを崩してしまったり……。自分に合った計画を立てることができなかったり、モチベーション維持の仕掛けが不足していることが、願望実現を妨げる要因と言えます。
モチベーションを保つ仕掛け
では、モチベーションを保つにはどうすれば良いのでしょうか。これは、今まで自分が好きになった人で「最も熱い気持ちを抱いていた」という人を思い出して欲しいのです。その人を好きだった時に、あなたは「よし、頑張ってあの人のことを好きになるぞ」と考えていたでしょうか? もちろん、そんなことはないと思います。人は、本当に心から願うことについてはモチベーションを必要としません。勝手に身体が動き、あなたは意中の人に好かれる努力を重ねていたのではないでしょうか。いつもよりオシャレに力を入れたり、料理や仕事を頑張ってみたり。そこには、無理な気持ちは少しも入っていなかったでしょう。むしろその行動が、喜びでもあったと思います。
このように、自分にとってモチベーションを必要としない【最高に幸せな気分になる願望】をあなたは胸に抱くべきなのです。そうでなければ、モチベーションという餌をいちいち必要とするような、偽物の願望を抱いて生活することになります。
理想の人と出会いたい。あの人とより良い関係を築きたい。そう思うのであれば、もうこれ以上は幸せ過ぎて死んでしまうと思うくらいの、至高の未来をイメージして欲しいのです。そしてその未来を描いたら、次のステップへと移ります。