新築の時は明るい顔、リフォームでは暗い顔?
新築はわくわく、でもリフォームだとそうでもない?
もちろん何十年ものローンを組んで大金を支払うわけですから、不安はあります。でもたいていの方は希望に満ち溢れた明るい顔をしています。
ところが、リフォームとなるとちょっと様相が変わります。もちろんわくわく楽しそうにしている人もいるんですが、大変そうだとか、できればやりたくないとか、暗い顔をしている人もいます。同じ家づくりのはずなのに、なぜそんなに差があるのでしょうか。
確かに住みながらのリフォームは面倒だが
確かに住みながらのリフォームは面倒なところもあるが
新築は、生活の場から離れた場所で、工事が行われています。しかし、リフォームでは、多くが今現在生活している場所で工事をする「住みながら工事」です。
片付けもしないといけないですし、お風呂が使えない日もあります。もちろんお金も掛かります。でもそれらは暗い顔になる一因にしかすぎません。新築の時だって、引っ越しだの登記だのとリフォームよりもっと手間が掛かっていたはずです。
過去を繕うだけの作業が楽しいはずがない
新築は新しい巣作り、リフォームは穴をふさぐ作業?
特に壊れた部位の修繕や、家を維持するためにやらなければならないメンテナンスのリフォームは、見た目に変わり映えがするわけでもなし、とても面倒に感じられます。
新築はこれから先の人生、将来を育むための巣作りですから、わくわく楽しい作業です。でも巣にあいてしまった穴をふさぐ行為は楽しいものとは言えません。リフォームを、過ぎた去った日々を繕うための作業と捉えた瞬間から、できるだけやりたくないもの、苦しい責務へと変わってしまいます。
穴をふさぐことで前よりずっと幸せになる
塞いだ穴にきれいな花が咲くようになったら?
ついでに公共料金や家の維持費が安くなったら、しかも庭には季節ごとに美しい花が咲くようになり、知り合いに自慢したくなるような美しい光景が広がったら。なんだかわくわくしてきませんか?
リフォームは様々な可能性を秘めています。ただ新築当時に戻すだけがリフォームではありません。穴をふさぐことでコレカラの未来を、前より幸せに暮らすことができるようになる、それがリフォームの醍醐味です。
未来を考えると外壁塗装にも新たな選択肢が生まれる
新しい我が家を作るための色選びをするという視点から見える新たな選択肢がある
色選びでも、汚れたから古くなったから前に戻すのではなく、新しい我が家を作るために色選びをするという発想なら、今までなら選ばなかった色も選択肢に加わってきます。
同じようにメンテナンスのためだけでなく、今後快適に暮らすために塗料選びをするという発想なら、家の性能をアップさせる機能性塗料という選択肢が生まれます。
そして足場を掛けるなら徹底活用して他のリフォームを安く済ませてしまうなど、外壁塗装ひとつとっても、未来への様々な可能性やチャンスが詰まっています。
コレカラを考えるとリフォームは楽しい
リフォームは過去を繕うものではなく、コレカラの幸せな未来を作るための家づくりです。本体がすでにある分、新築の時よりこだわりの部分にじっくり向かい合うことができます。新築の時に諦めたことを叶えるチャンスがそこにはあります。ぜひ楽しんで下さい。Copyright(c)2014 一級建築士事務所 Office Yuu,All rights reserved.