今回、Fitシリーズに11.6インチディスプレイのコンパクトなモデルが追加されたので、さっそく借りて使ってみました。ちなみに発売日は2月22日なので、少し先になります。
外観
一見すると、その天板はアルミの削り出しのようなAV機器的なクールなルックスになっています。普通の平均的なノートPCと比較すると、かなりオシャレです。この天板の色はピンクとシルバーと黒があります。この中で市販モデルはシルバーのみ、VAIOオーダーメイドではピンクとブラックが選択できるようになっています。今回、借りてきたのは「ピンク」です。ノートPCのように開くと、以下のような感じです。キーボードは最近のVAIOが搭載しているアイソレーテッドタイプ(パソコンのキーボードの形態の一つ)。ディスプレイサイズと比例して比較的コンパクトで、キーピッチ約17mm、キーストローク約1.4mm。キータッチは押し込むと弾力を感じる印象で、仕事でのタイピングでもなんとか耐えられる感じです。
ディスプレイは最近のソニーのスマホなどにも搭載されている表示色域が広い「トリルミナスディスプレイ for mobile」。そして、「オプティコントラストパネル」のおかげで、外光による反射が少なく、高いコントラストを持っています。
この技術はもともとブラビアに搭載されていたもので、液晶とガラスの間に空気層があったのを樹脂層にすることで、反射を減少させています。なみにディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080ドット)です。
次ページではどうやって変形するか?などの話をします。