新宿は「高島屋」地下で人気パティシエの逸品チョコレートを入手!
高島屋新宿店の地下1階にある「パティシェリア」は、日本を代表する人気パティシエのケーキがずらりと並ぶ、スイーツファンには見逃せないコーナーです。バレンタイン時期、11階の催事会場で「アムール・デュ・ショコラ」を開催中ですが、パティシェリアに出店しているシェフ達のチョコレートは、一部こちらでも購入することができます。
その一つ「エコール・クリオロ」の2014年バレンタイン限定セット「センセーション」は、パールピンク色のマトラッセ柄の箱が“大人カワイイ”雰囲気。サントス・アントワーヌシェフの感性と繊細さが伝わる8粒の詰め合わせです。
中でも私のお気に入りは、タイ料理によく使われる「こぶみかんの葉」、ライムリーフを使った一粒「カフィア・ライム」。柑橘の果汁を使うのと異なり、酸味ではなく清々しい香りが際立ち、ミルクチョコの甘さとあいまって余韻が長く残ります。お店のオリジナル紅茶と生姜を使ったスパイシーな「チャイ」、ココナッツにライムの酸味がアクセントのエキゾチックな味わい「ココナッツシトロンベール」など、様々な素材が調和した新作に、定番人気の赤いハート形「キャラメル・フランボワーズ」や「パッションフルーツ」「フレーズ」の3粒も。「エコール・クリオロ」の魅力が詰まった一箱は、本命チョコレートにぴったり。二人で分けながら一緒にじっくりと味わいたいですね。
一方、棒付きのキャンディーのようなチョコレート「シュセット」は、ここ数年、フランスでも大人に人気のアイテム。カカオ分55%と、苦すぎず程良いビターチョコレートの「ノワール」はオレンジピール入り、ミルクチョコレートの「レ」には、サクサクしたシリアル入り粒チョコレートが散りばめられています。
職場などで一本ずつ配るにも手頃な価格。ビターかミルクかを相手に合わせて選び、そんな一言を添えれば、「自分のために考えて選んでくれた」と、受け取った方も嬉しくなりますよね。
もう一つ、本命チョコレートとして、あるいは自分へのご褒美チョコレートとしてお薦めしたいのが若き実力派・猿舘英明シェフの「マ・プリエール」から高島屋限定で登場の「故郷の逸品ショコラセット」。上の催事会場にも出店していますが、一番種類が多く入った10個入りボックスは「パティシェリア」でも購入可能です。猿舘シェフの生まれ故郷・岩手県二戸市産の素材を使ったボンボンショコラの中身は、珍しい漆の花の蜂蜜、りんごの花の蜂蜜、ヒメクルミのジャンドゥージャ、山ブドウ、イネ科の穀物アマランサス、地元の日本酒・南部美人など。昨年のセットが好評で、今年は新たに「北のピーナッツ」と「イワテヤマナシ」の2粒が加わりました。イワテヤマナシといえば、私は、岩手県生まれの宮沢賢治の童話『やまなし』を思い出します。物語の中では「おいしいお酒になる」と描かれている果実で、普通の梨に比べてかなり小さな姫りんごのような大きさの梨です。猿舘シェフは1つ1つ丁寧にその皮をむいて使用し、芳醇な香りのジュレとガナッシュの二層仕立てのボンボンショコラにしています。
なお、「マ・プリエール」のボンボンショコラは、繊細な香りや風味を大事にするため、1粒ずつ個包装になっています。こちらの写真はそれらを全て開けた状態で撮影しました。チョコレートに対するシェフの思いと細やかな気遣い、さすがですね。
こちらでご紹介したのは全てバレンタイン限定商品ですので、今しか買えない貴重なものばかりです。
デパ地下の隠れた逸品ショコラ、ぜひチェックしてください!
パティシェリア
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 新宿高島屋B1F
電話 03-5361-1111 (代表)
営業時間 10:00-20:00
休日は百貨店ホームページを参照(バレンタインまでは無休)
※商品はバレンタイン前に売り切れることもありますので、お早めにどうぞ。念のため事前にお問い合わせください。
次のページでは、渋谷のデパ地下で注目度抜群の、あの人気パティシエのチョコレートをご紹介します。