Q.どうしてシミはできるの?
A.紫外線によって過剰に生成されたメラニンが蓄積。
黒くなって肌表面に出てくるのがシミ
■適切にターンオーバーしないとシミに変化!?
紫外線を浴びると「メラニン」と呼ばれる色素が作られます。メラニンをつくっている「メラノサイト」が肌内部まで有害な紫外線を入れないために、肌を黒くすることで守ろうとしているからです。この肌を黒くさせるメラニンは、肌のターンオーバーによって少しずつ表面に押し上げられて排出されるため、黒くなった肌も元通りになっていきます。
では、どうしてシミはできるのでしょうか? それは肌の新陳代謝がうまくいかないから。メラニンが肌の生まれ変わりによって排出される時、度重なる紫外線を受け肌の生まれ変わりがスムーズにいかないと、排出されず肌に留まってしまいます。この悪循環がシミの原因です。
■年齢と共にシミが増加!新陳代謝の衰えが原因
新陳代謝が活発な若い頃は、ターンオーバーサイクルに伴って作られたメラニン色素がきちんと排出できるのでシミもまだ目立ちにくい状態です。しかし年を重ねターンオーバーが乱れがちになると、余分なメラニン色素を含む細胞もなかなかお肌から去っていきません。だから年齢が上がるとシミは増えるし、若い頃よりももっと「紫外線を浴びない」「ターンオーバーを整える」努力が必要になるというわけです。