他民族国家シンガポールならでは!
世界の朝食が食べられるワイルドハニー
明るく入り易い雰囲気の入り口
こちらがキャッシャー前。黒板には朝食メニューがぎっしり
「世界中の朝食が食べられる」と休日ともなれば、カップルや家族連れで大行列の人気店。何と、一日を通して、世界17カ国の朝食が食べられるという、多民族国家シンガポールらしいお店です。2店ありますが、こちらはアートショップ等が多く入っているマンダリンギャラリー店。
ソファ等のデザインも素敵
アットホームでくつろげる、そして椅子や使われているファブリックのひとつひとつまで、思わずかわいい~と叫びたくなる、とってもお洒落な店内でついつい長居してしまいそうです。週末はお店の外に長い行列ができてしまうので、比較的空いている平日の夕方お邪魔しました。
暖かみのある雰囲気でまとめられています
オーダーしたのは、お店のスペシャリテという、チュニジアの朝食(20シンガポールドル)です。キャッシャーで先にお金を払い、後は席で待っていると、運んで来てくれるスタイルです。隣りのリビアには行ったことがあるものの、チュニジアには行ったことがないな~、とわくわくして待っていると、出て来ました!
チュニジアの朝食のお味はいかに?
出来立てのあつあつ、スパイスの香りが食欲をそそります
クミン等のスパイスの香りが食欲をそそるチュニジアの朝食は、フライパンごと運ばれて来ます。出来立てでジュージュー言っているポーチドエッグ、その下にはトマトのソースが敷き詰められています。添えられているのは、パンと、中東などでも良く出て来る、トマトと胡瓜が角切りになったサラダ。
とろける黄身をパンにつけて頂きます
shakshoukaというお料理だそうですが、一口食べてみると、フレッシュなトマトの味わいが楽しめ、トロトロの卵の黄身がコクをプラス。全体に塩が控えめで、その分スパイスとガーリックの効いたソーセージがアクセントになっています。表面がカリッと、中はしっとりとしたブリオッシュ風のパンで、卵の黄身を掬いながら食べると、美味しさもひとしおです。サラダはシンプルに、レモンと上質なオリーブオイルの香りがするもの。合間に食べると、熱さとスパイシーさを和らげてくれます。
素材の味を生かした優しい味わいは、一日のスタートを切る「朝食」にぴったり。朝でなくても、気軽にパワーチャージが出来る素敵なお店です。今回お邪魔したマンダリンギャラリー店は予約不可ですが、もう一店のスコッツ店は数日前ならインターネットで予約も出来るので、並びたくない方、大切な約束がある時には、事前に予約しておくのがお勧めです。
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■Wild Honey(Mandarin Gallery店)
営業時間:日~木曜 9:00~21:00、金・土曜・祝祭日前日 9:00~22:00
住所:333A Orchard Road #03-02, Singapore
電話: +65 6235 3900
■Wild Honey(Scotts Square店)
営業時間:同上
住所:6 Scotts Square #03-01
電話 : +65 6636 1816