【2】ルーツを辿る旅 :自分の心の軸をしっかり立てる
神社の参拝マナーは知っていますか? 昔は神社に行く前に全身を清めたそうです。その名残が、手水舎で手と口を清める行為です。
スピリチュアルブームで、この10年ほど「恋に効く神様」などパワースポットに、お願いしたり、あやかったりしにいく人が急増しました。でも、まずは自分を支え守ってきてくださった神様への「感謝」の気持ちを持つことが大切です。
自分のルーツは、植物にとっての「土」。自分のルーツを認めていなければ、心の根っこをしっかり生やすことは困難です。
まずは、産土神社にお参りして感謝すること。そして、現在の居住地の氏神様にお参りして、やはり、その土地にご縁があって住まわせてもらっていることを感謝しましょう。「土地」というスペースがあるからこそ、家は建っていられるのです。
また、神社だけじゃなく親や家族に対して感謝の気持ちを持つことも重要です。親子の確執がある人も、毎日、「お父さん、お母さんありがとう」と口に出してみることをお勧めします。直接、伝えなくて構いません。心から「ありがとう」と思えなくても構いません。
「この世に生を受けたこと」に対して、前向きになることが重要です。朝起きたとき、夜寝る前などに、両親や家族、友達、さらに、憎らしい上司(笑)や、ふられた彼に対して「ありがとう」と毎日呪文のように唱えていると、不思議と関係性が変わっていきます。
また、育ってきた土地を辿る旅をすることも、お勧めです。その土地の景色、空気感、香りを味わいながら、土地に感謝する旅をしてみてもいいでしょう。自分の心の軸をしっかりと立てたい人、心配性の人にお勧めです。